Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

Windows Live メール から Thunderbird へ 4

移行が済んだら、当然考えるのがデータのバックアップに関することだ。
どこにどのように保存され、どうバックアップを取るべきかは、最低限確認しておく必要がある。

ところが、私が調べた限りでは、以上の点がThunderbirdではすっきりしない。

ナレッジベースにそのような記述のタイトルを見つけたので追ってみる。

で、結局このページにたどり着いたんだが、記述が古いんだよな。

探し所が間違ってんのかなあ。今のバージョンは3.0.4なんですけど。

で、仕方ないので、本体のヘルプから飛んだ先のナレッジベースで「Profile」で検索して、検索結果の第一候補へ行ってみると、

ありますよ。ThunderbirdのバージョンはわかりませんがVistaや7に対応した記述が。

Vistaと7でのProfileの見つけ方の和訳をかいつまんで書くと、

1.スタート > 検索の開始 に %APPDATA%ThunderbirdProfiles と入れて検索する。
2.検索結果に xxxxxxxx.default のように表示されたらこれをクリックしてフォルダを開く。

ということだ。
この xxxxxxxx.default の中にデータは保存されている。

ほうほう、んじゃあここのバックアップを取っておけばいいんだな。と感心していると、
Moving a profile
とあって、

Occasionally, you might want to move a profile or tell Thunderbird to use a profile stored in another location.

と書いてある。
はいはい、今まで、システムのあるドライブに自分のデータを保存していた例は無いので、別の場所に移せる方が好都合です。
というわけで、Profile自体の場所を変更することにした。

1. Shut down Thunderbird.
Thunderbirdをシャットダウンする。

2. Move the profile folder to the desired location.
プロファイルフォルダを自分の希望する適当な場所へ移す。

3. Open up the profiles.ini file in a text editor. The file is located in the application data folder for Thunderbird:
* On Windows Vista/XP/2000, the path is %AppData%Thunderbird
profiles.iniをテキストエディタで開く。
場所は %AppData%Thunderbird で検索だ。

4. In the profiles.ini file, locate the entry for the profile you’ve just moved. Change the Path= line to the new location.
Path= ではじまる行の記述を新しい場所を示すものに書き換える。

5. If you switch from a relative path to a non-relative path, the direction of the slashes may need to change. For example, in Windows, non-relative paths use backslashes, whereas relative ones use forward slashes. Change IsRelative=1 to IsRelative=0.
もし、相対パスの指定でなく絶対パスでフォルダを指定するなら、すぐ上の IsRelative=1 を IsRelative=0 に変更すること。

6. Save profiles.ini and restart Thunderbird.
保存して、Thunderbirdを起動する。

5.の手順が若干ややこしいかな。
別ドライブに移動するなら、IsRelative=0 と変更して、Path= の後にフルパスで場所を書くことになるだろう。

元の xxxxxxxx.default は一応保存しておいて、Thunderbirdを再起動し、フォルダがちゃんと表示されてれば移行完了だ。

以後、ここで新たに決めたフォルダをバックアップしておけば良いということになる。

以上、Thunderbiedのデータのバックアップ方法でした。

上記の方法で運用開始したThunderbirdだが、プロフィールも含めてシステム更新時のバックアップ手順を以下に新しい記事として書いてある。
https://neo-sahara.com/wp/2011/05/17/thunderbird-%e3%81%ae%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/

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