Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その3 Web Server

Web Serverとして動かせるような話を読んだので、検索して一番上に出たページからたどり、ESP8266 Web Server Tutorialというのを試してみた。
ともかく、
NodeMCU is a firmware that allows you to program the ESP8266 modules with LUA script.
ということなので、このNodeMCUをうちのESP8266モジュールに書き込まなければならないようだ。
A firmware Flash tool for nodemcu をもらって来て、解凍して、環境に合ったESP8266Flasher.exeを実行する。
私の場合は
nodemcu-flasher-master¥Win64¥Release
にあるものを実行する。
設定をここだけ変更し、
esp8266_nodemcu_01
ESP8266をプログラム・モードで起動してからOperetionタブのFlashをクリックする。
esp8266_nodemcu_02
そこそこ時間がかかって、
esp8266_nodemcu_03
ここが緑になれば完了のようだ。
esp8266_nodemcu_04

ESPlorerをもらって来て、ESPlorer.jarを実行する。
開発者のサイトはここ(http://esp8266.ru/esplorer/)
現時点でのバージョンはv0.2.0-rc2で、参考にしているサイトの絵とは若干レイアウトが違う。
以下、手順を示す。
init.luaをダウンロードしてこれをESPlorerで開く。
esp8266_web_esplorer_01
赤線を引いた部分、左のYOUR_NETWORK_NAMEにルータのSSID、右のYOUR_NETWORK_PASSWORDにKEYを書き込む。
ともに無線ルータの本体裏に貼り付けてあるシールに印刷されている。
SSIDの方は普段からスマホの設定とかで見るが、KEYの方は手動でやらないので知らなかった。
esp8266_web_esplorer_02
[Save to ESP]をクリックする。
esp8266_web_esplorer_03
右の窓の赤線の部分にIPアドレスが表示されるので、
esp8266_web_esplorer_04
これをブラウザのアドレス欄に入力すればESP8266によるサーバーが開く。
esp8266_web_esplorer_05
このボタンをクリックすることで、ESP8266のGPIOにつながったLEDの点灯・消灯をコントロールすることが出来る。
もちろんスマホからもアクセス可能だ。
esp8266_web_esplorer_06
こりゃすげえな。
こんなに簡単にWi-Fi経由でPC上のブラウザとスタンド・アローンの安いチップが交信しちゃうわけだ。

どの環境がスタンダードなのかとか全然分からず、行き当たりばったりで、最初に出てきたリンクをただたどって行って、ぶつかった先のツールを使っただけだが。
一通り環境をまとめておく。

Software
Firmware : NodeMCU 0.9.5 build 20150318 powered by Lua 5.1.4
IDE : ESPlorer v0.2.0-rc2
Browser : Firefox 42.0 (Windows Pro 7 64BIT), Chrome (Android 4.1.2 Smart Phone)
Hardware
Modules : ESP8266EX Module, FT232RL USB Module
Wireless Router : Buffalo WHR-G301N
Schematic
esp-wroom-02_led_schema
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