Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

Upload Firmware

3Dプリンター TEVO Tarantula 10 – Upload Firmware –」

ファームウェアをこれに変更した。
https://www.facebook.com/groups/TEVO.3dprinter.owners/1351664204927550/
FaceBookのグループからファイル置き場へ入り、

一番新しいのをもらってきただけだが、一応元の投稿を見て様子をながめてからダウンロードした。

他の人のコメントがまったく付いていない物や、コメントに対する返答がない物は避けた方がいいだろう。

アップした人が、Extruderと温度センサの接続を変更してあるとコメントしているので、まず以下の2つを書き換える。
対象ファイル:pins_RAMPS.h
変更前

変更後

自分もE0が動かなくて変更したりしていたので、すぐにわかって書き直すことが出来た。
さらに、Y軸が逆に回るようなのでこれも変更した。
対象ファイル:Configuration.h
変更後

これも組み立て時に経験済みなので難なく変更完了した。
実際に動かしてみると、問題なく動く時と、以下のエラーで停止する時とがある。

このエラーは初めてだ。
ファームウェア上の設定で直るなら、まずは「Configuration.h」を眺めるのが定石だ。
見てみると、以下のように書いてある。

//===========================================================================
//======================== Thermal Runaway Protection =======================
//===========================================================================

/**
* Thermal Protection protects your printer from damage and fire if a
* thermistor falls out or temperature sensors fail in any way.
*
* The issue: If a thermistor falls out or a temperature sensor fails,
* Marlin can no longer sense the actual temperature. Since a disconnected
* thermistor reads as a low temperature, the firmware will keep the heater on.
*
* If you get “Thermal Runaway” or “Heating failed” errors the
* details can be tuned in Configuration_adv.h
*/

#define THERMAL_PROTECTION_HOTENDS // Enable thermal protection for all extruders
#define THERMAL_PROTECTION_BED // Enable thermal protection for the heated bed

センサーにエラーが起こった時に安全側に振るための停止機能のようだ。
エラーが出たら「Configuration_adv.h」を見てね、とあるので見てみる。

/**
* Thermal Protection protects your printer from damage and fire if a
* thermistor falls out or temperature sensors fail in any way.
*
* The issue: If a thermistor falls out or a temperature sensor fails,
* Marlin can no longer sense the actual temperature. Since a disconnected
* thermistor reads as a low temperature, the firmware will keep the heater on.
*
* The solution: Once the temperature reaches the target, start observing.
* If the temperature stays too far below the target (hysteresis) for too long (period),
* the firmware will halt the machine as a safety precaution.
*
* If you get false positives for “Thermal Runaway” increase THERMAL_PROTECTION_HYSTERESIS and/or THERMAL_PROTECTION_PERIOD
*/
#if ENABLED(THERMAL_PROTECTION_HOTENDS)
#define THERMAL_PROTECTION_PERIOD 40 // Seconds
#define THERMAL_PROTECTION_HYSTERESIS 4 // Degrees Celsius

つまり、現在の設定では、設定温度を4℃下回る状態が40秒間続くと停止する設定になっているということだ。
そのつもりでプリントしながらLCDの温度表示を眺めてみたら、確かに5~6℃下がったまま結構長時間経過していることがわかった。
ヒーターで温めて温度を戻そうとするが、時間以内に戻せないとヒーターの故障と判断して停止してしまうわけだ。
せっかく安全側に振られているのだから、あまり値を大きくしても危険なわけで、とりあえず4を5にしてみた。
すると、エラー無くプリントが完了するようになった。
なかなかシビアーですな。

エラーの理由と対処方法が分かったので、また止まるようなら値を少し変えればいいだろう。
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Posted under: ソフトウェア関連


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