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NVIDIA GeForce 7600 GSを搭載するAGP対応ビデオカードを発表


 ASUSTeK Computer Inc.は2006年7月20日、NVIDIAのGeForce 7600 GSグラフィックスチップを搭載するAGPスロット対応の「N7600GS/HTD/256M」を日本市場向けに発売することを発表しました。

N7600GS/HTD/256M
斜め写真
 
俯瞰写真


[スペック]

製品名 N7600GS/HTD/256M
グラフィックスコア NVIDIA GeForce 7600 GS
ビデオメモリ DDR SDRAM 256MB
コアクロック 400MHz
メモリクロック 500MHz(250MHz DDR)
メモリインターフェース 128bit
RAMDAC 400MHz
最大解像度 2,048×1,536ドット
バスインターフェース AGP 8X/4X
外部インターフェース ・DVI-I×1
・Dsub 15ピン×1
・HDTV対応汎用端子×1
ASUSTeK独自機能 Splendid、GameFace Messenger、GameLiveShow、GameReplay、VideoSecurity Online、OnscreenDisplay
付属品 HDTV対応出力アダプタ×1、DVI-I→Dsub 15ピン変換アダプタ×1、ASUSユーティリティ&ドライバCD-ROM×1
※製品の仕様は製品の改善のために予告なく変更することがあります。


[製品の特徴]

・AGPスロットに対応するGeForce 7600 GS搭載ビデオカード
 本製品は、AGP 8XおよびAGP 4Xスロットに対応するビデオカードです。グラフィックスチップにはNVIDIAのGeForce 7600 GSを搭載し、メインストリーム向けビデオカードとして高い3Dグラフィックス性能を発揮します。AGP対応マザーボードのアップグレード用としての使用や、余ったパーツによるセカンドPCの自作用としてなど、さまざまな用途で活躍できるビデオカードです。

・多彩な出力端子を搭載しHDTV出力にも対応
 本製品には、DVI-I端子とDsub 15ピン端子のほか、HDTV(ハイビジョン)出力などが可能な汎用端子を1つ備えています。これらの端子を利用し、DVI-IとDsub 15ピンによるデュアルディスプレイ出力はもちろん、付属の変換アダプタを使用すればDsub 15ピンを2つ使用したデュアルディスプレイ出力も可能です。汎用端子を使用すれば、大画面テレビなどにPC画面を表示することもできます。

・動画の画質向上機能「Splendid」に対応
 映像エンジンSplendidは、ビデオカードで動画を再生する際の画質を向上させる機能です。この機能は、動画のフレームを1枚ごとに独自アルゴリズムで解析し、主に色の調整を行います。輝度や彩度などを一律に調整する機能とは異なり、場面ごとに最適な調整を行うため、さまざまな動画内容に対応でき、大きな効果を発揮します。通常、パソコン用のディスプレイはテレビのような鮮やかな表示を苦手としていますが、Splendidを使用すれば、DVD-VideoやMPEG4のほかインターネット経由のストリーミング再生においても、テレビ並みの発色や鮮やかな画面を体験することが可能となります。

 Splendidを使用するためには、Webサイトまたは製品に添付されているCD-ROMに入っている「ASUS Enhanced Display Driver」をインストールします。このドライバは、グラフィックスチップメーカーの公式ドライバをインストールしてもお互いに干渉せず、共存できるように設計してあるので、最新のビデオドライバを使用しつつSplendidの機能を使用できるようになっています。

明るい場面での例   暗い場面での例
Splendid Vividカラー   Splendid暗部

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 ASUSTeK Computer Inc.は、マザーボードやビデオカードなどのパソコン向けパーツをはじめ、ノートパソコンやPDA、サーバー製品、ネットワーク機器、携帯電話などを開発販売している、台湾の総合パーツメーカーです。その開発部門は世界的にも有名であり、多くの日本企業向けにOEM製品の提供も行っています。また、マザーボードとビデオカード、ノートパソコン、光学ドライブ、ブロードバンドモデムの分野では、常に世界で上位10社にランキングされている企業です。