「Orange Pi PC 2にArmbian 22.02 Focal XFCEを入れた。」でGUIにしたら、USB接続のバスパワー駆動のハード・ディスクが時々「カコン」と鳴るようになった。
電源不足の症状だと思う。
以前との違いは、HDMIとマウス、キーボード用のUSBにつなぐようになったことだが、詳細は分からない。
USBハード・ディスクへの電源供給の補助の定石として一応こんなものをポチっておいた。
届くまで何週間もかかるなあと思っていると、いっそ電源ラインの強化をしたらどうだろうと思いついた。
できればポチる前に思いついてください。
いままでは、ACアダプタの電源プラグに下のようなジャックをつないでいた。
GPIOコネクタの電源端子にはプラス、マイナス1本ずつの線を挿す。
「Orange Pi の電源」
「Orange Pi + USB Portable HDD 消費電流過大で認識せず。」
ジャックを作り直して、下のように2本ずつ4本でつなげるように改良した。
導線も手持ちの一番太いものを使い、ピンヘッダに挿す端子部分は圧着後にハンダ付けしたうえで熱収縮チューブをかぶせるという最も丁寧な方法で作成した。
回路図で言うと、以下のように4本のピンヘッダを電源供給に使うことになる。
いままで4と6だけでつないでいたのを、2,4と6,9でつないだ。
これでハード・ディスクが「カコン」と鳴ることは無くなった。
ちなみに、USB接続のハード・ディスクをもう1台つないでみたら「カコン」と鳴って1台目が落ちた。
そこまでの余裕は無いようだ。
