ミルからボトルへ挽いたコーヒーを移すときのロート


夏場、暑くて湯を沸かすのも嫌なのでずっと水出しコーヒーを飲んでいた。
ずいぶん涼しくなったけど、水出ししたのをチンして飲む方が旨い気がしたのでそのまま水出しを飲んでいる。
ミルからボトルへ挽いた粉を移すとき、こんなものがあったら便利なので作った。

ミルの下部と作ったロート。

ミルに装着し、ボトルにコーヒーを移し終えたところ。

ミルからドリッパーは、ドリッパーの口径の方が大きいので問題ない。
ミルからボトルは口径が小さくなる。
ミルにピッタリはまるサイズに出来たので、ミルにはめて口をボトルに突っ込んでトントンとやるだけでコーヒーを移し終わる。
今までスプーンですくってちまちま移していたのが一瞬で済むし、粉をこぼすこともなくなった。
材料費は30円。

stlファイル販売中(https://neo-sahara.booth.pm/items/2935692)。




Curaの表示フォントを大きくしてみた。

Ultimaker Cura 4.7¥resources¥themes
以下にtheme.jsonがあって色とかを変更できる。
インストール時に4つのテーマが用意されているようだ。
初期設定では以下のようになっている。

Colorbrind Assist Light にしてみたが違いがよくわからなかった。
いずれにしてもこれは単に好みの問題。
ちなみに反映させるにはCuraの再起動が必要。

フォントについて検索したら以下の例が見つかり、
https://gist.github.com/fieldOfView/7de3ad07fa06afb821bc0c5fe0b668dc
現状のjsonと見比べると、以下の部分を追加すればいいと思われる。
[crayon-671745e8bcd61914647505/]
追加して、フォントサイズを0.5ポイント増やしたら確かに文字が大きくできた。




CuraでSpiral出力。

以前、Slic3rを使っていた頃にSpiral vaseを試してみた。
Spiral vaseを試してみる。
Curaでどうやるのかというと以下のようにする。

Special Modes>Spiralize Outer Contour
という名前で機能は搭載されているが、表示は初期設定では隠されている。
なので検索窓に

Spiralなどと入力すれば、下のように表示される。

チェックを入れてスライスすればいい。

ちなみに、Settings>Configure setting visibility

から設定すればリストに表示させておくこともできる。




ダイソー「ひっかけ型眼鏡ストッパー」の代替品を作成した。

ダイソー「ひっかけ型眼鏡ストッパー」はこんなの。

片方使ったので1つしか入ってないが、当然2個ペアで売っている。
便利だが、自分の眼鏡のつるが太いのか、シリコンの質が悪いのか、じきに切れ目が入ってしまう。

TPUでこんなものを作ってみた。

これに、ダイソーで買ったエアーチューブをカットしたものを取り付ける。


TPUは各1gで6.4円、チューブは両方で2.7円の全部で10円に満たない材料費でできる。
使用感は上々、耐久性はまだわからない。

追記(2020/11/16)
2か月経過したが耐久性に全く問題はない。
若干固めだが使用感にも問題ない。




PC用の排気ダクト

陽気も暖かくなってきたので、そろそろPCからの熱を室外へ排出するための装置を組み立てる。
ざっと見てみた限りでは特に記事にしてなかったようなので書く。
毎年暑くなったら取り付けて涼しくなったら取り外す。
形状や方式に紆余曲折はあるが、だいぶ前からやっている年中行事のようなものだ。

現状で3台稼働しているPCは、1台ずつケースに入っているのでなく、むき出しのまま1つのメタルラックの中に納めてある。
このメタルラックの上面と側面に100均で買った透明なビニールのテーブル・クロスを張ってある。
冬場は前面を開けてあるが、暑くなってきたらそれもふさいでしまう。
そして、メタルラックの内部に下のようなサーキュレータを吊るす。

このサーキュレータの足の部分は取り外してあり、送風部には3Dプリンターで作ったダクトが直接取り付けてある。
メタルラックの前面の透明なビニールにはダクトが出るだけのサイズの丸い穴があけてあり、そこからビニール製の筒で室外へ排気する。
下の写真は、ビニールで覆ったメタルラックからダクトが出ている状態を撮ったものだ。

3Dプリンターで下のようなパーツを作ってホットボンドで接着して組み立てた。
写真に写っている部分ではA-B-Aの3つのパーツから出来ている。

ビニールシートで作った筒をこれに被せたが、若干きつめに仕上がったので接着せずに使っている。
サーキュレータの前面には下のパーツがネジ留めしてあってメタルラック内に吊るしてある。




Arduino Nano + HX711 + Nokia5110 LCD -ケース作成-

ひずみゲージ用パーツ
Arduino Nano + HX711 + Nokia5110 LCD

3Dプリンターでケースを作った。


空中配線した基板を裏表スキャンして、その画像をバックグラウンドにしてBlenderで枠を作るという手順。
厚み方向は現物を測定して高さを決めていく。
上のBlenderの絵で内部に4本の円柱が見えるが、これが基板が落ち込まないように下から支える文字通りの柱となっている。
スキャン画像を見ながら基板上にパーツの無い位置を選んで配置してある。
上にも書いたが、こうやってケースに入れてしまえば中の配線の見栄えはどうでもよくなる。

加えて、完全にオーダーメイドのケースがきっちり出来上がるので外見だけはそこそこ満足いく仕上がりになる。

追記
電池式にした方が使い勝手がいいので、側面に6P型電池用のスナップを取り付けて内部のNanoのVINに接続した。

Arduino Nano + HX711 + Nokia5110 LCD – 10kgロードセル用にキャリブレーション –




「スマホで3D VRメガネ」を改造

CanDoに売っている「スマホで3D VRメガネ」をNexus7用に改造した。
といっても、結局、部分的に改造するより全体を作ってしまった方が早かったので、レンズだけの流用となった。

元はこんな奴だ。

左が元のもの、右が3Dプリンターで作ったもの。
Nexus7は画面が大きいのでレンズの固定位置も少し下へずらす。

最初は上だけのつもりでいたが、測ってみたらレンズ間の距離も短めだったので、レンズのマウント部分も作ってしまい、結局下のようになった。

追記(2020/06/02)
レンズをつける枠をネジで締めるように変更した。




ヘッドルーペのレンズをメガネに取り付けるマウンタ

Amazonでだいぶ前に買ったLED付きのヘッドルーペがある。
もとは下のような製品なのだが、

ヘッドルーペのライト部分を改造した。」にも書いたようにほとんど原型をとどめないほど改造されて現在に至っている。

それはそれで重宝に使っているのだが、4枚付いてきたレンズの3枚が使われずに余っている。
今回はこれをメガネに直接取り付けるマウンタを作成した。




AliExpressで買ったWi-Fi中継器がちゃんと動いた件

無線LANルータを新しいの(WSR-2533DHPL-C)に替えたら、以前使ってたルーターを中継器として使えなくなった。
同じ会社の中継器を買えば一番いいのは重々承知だが、ついAliExpressでポチってしまった。
WiFi Repeater WiFi Extender 2.4G 5G Wireless WiFi Booster Wi Fi Amplifier 5ghz Wi Fi Signal Repeater Wi-Fi 1200Mpbs 300Mbps
送料込み$24.98だったので、BUFFALOのいい奴(有線LANポート有り)よりは1500円ほど以上安く、廉価版よりは700円ほど安いといったところ。
性能はBUFFALOのいいやつ並みなのか廉価版並みなのかは不明。
ちゃんと動きさえしてくれればとりあえず損はしないというところだ。


結果、問題なく動き、一番電波の届かない場所でもスマホのインジケータは最強を示す。

残念ながらWPSでの設定は幾度やってもうまくいかなかった。
スマホから直接本体につないでの手動設定で問題なく中継してくれるようになった。
手順は箱に入っていた取説(スマホ用, PC用)の通りで特に迷うようなこともなかった。

中国製ということもあるから、使ってみようという人もそういないとは思うが、一応設定方法を書く。
ただ付属の説明書の通りになぞるだけだ。

0.中継したいルータのSSIDとPassをメモっておく。
 ルーター本体の裏とかにシールが貼ってあり、そこに書いてある。
1.中継器をコンセントにつないで下の状態になるまで待つ。
 40秒ほどは待たされる。

 ならない場合は、付属のピンでリセット・ボタンを8秒以上押し続ける。

 ボタンを放してしばらく待てば上の状態になる。
2.スマホのWi-Fi設定から wifi-5G-#### に接続する。

 ####は本体裏に貼ってあるシールに書かれたMACアドレスの
 下4桁になっている。
 Passwordは設定されていない。

3.ブラウザから 192.168.188.1 につないで
 Login Password に admin と入れて Login する。

 これについては本体裏に貼ってあるシールに書いてある。
4.Scanが始まるのでしばらく待つ。

5.一覧から中継したいルーターのSSIDを選んでタップする。

6.SSID(Wireless Name)を確認したら、
 メモっておいたルータのパスワードを
 Wireless Password に入力して Next へ進む。

7.中継時の接続先となる SSID と Password が表示されるので
 適当に変更して Next へ進む。

8.上から順に、ルーター、中継器2.4G、中継器5GのSSID、
 中継器のパスワードが表示されるの確認して Start Connect へ進む。

9.しばらく待って下の表示が消えれば完了。

10.スマホのWi-Fi設定から中継器につなぎ直す。

PC上の動画をスマホで再生してみる。
ルーター直近で再生したときと同様にサクサク再生可能になった。
下の図、黒が鉄筋コンクリートの構造物、緑がルーターの位置、赤がつなぎたい機器の位置、青が今回取り付けた中継器の位置だ。
鉄筋コンクリートの構造物以外は描いてないが、当然家具や家電が置いてあるので実際のイメージではもっと電波の通りは悪くなるはず。

追記
アンテナが4本ついている。
何か胡散臭いなと思って効果のほどをあまり信用していなかった。
試しにたたんでみたらめっきり中継品質が落ちて動画が止まった切りになってしまった。
やっぱり効果あったんだ。
追記
マウンタを作った。




野外で稼働中の ESP-WROOM-02 + Si7021 のケースを作った。

今までは面倒だったのでレジ袋に入れて吊るしてあった。
下の記事に書いたようにそこそこ長時間稼働出来るようになった。
そこで、やっとケースに入れることにした。
野外で稼働中の ESP-WROOM-02 + Si7021 にDeep-Sleepを導入


カバー部分
 ネジのワッシャーは防水用にゴムの物を取り付けた。
 HDDか光学ドライブのマウンターについていた防振用の物の流用だ。

センサーとマイコンボードと電池を入れる下の部分

組み立てて下側から取った写真

上のカバーと下の部分との間にはすき間があって空気は通る。
下の部分の底は空気が入るように開いている。
網を張るつもりだったが、このままで中身が落ちることは無さそうなのでそのままにしてある。
それより、下から雨が吹き込むかもなあ、と思う。
とりあえずこのまま使ってみる。

野外で稼働中の ESP-WROOM-02 + Si7021 のケース その後
観測体制に全く影響がない、ただの趣味のケース作りとなっている。