最近キーボードを換えたら、NumLockがオンの状態で起動するようになった。
というか、「オンで起動していることに気づくようになった」というのが正しい。
実は、換える前のキーボードにはNumLockという機能が無かったから自動的にオンになっていようがいまいがそのことが一切わからなかったのだが、今度のキーボードにはNumLockという機能があるのでそのことに気づいたのだ。
ずっとテンキーレスのキーボードを使っていて、以下の記述の意味もにわかには理解できなかった。
以下、e-Wordsからの引用。
NumLockキーとは、テンキーの使い方を切り替えるキー。NumLockキーはCapsLockキーと同様に押すたびに機能のオン・オフが切り替わり、NumLockがオンになっている時はテンキーは数字入力キーとして働く。NumLockがオフになっている時は、テンキーはカーソルキーとして働くようになっている。テンキーのないキーボードでも、一部のキーを数字入力専用キーに切り替えられるものがあり、この切り替えもNumLockキーで行なう。
具体的になぜこの話題かというと、通常のテンキーのあるキーボードを使っている人で、起動時に数字を含むパスワードでログオンする人にとってはNumLockがオンで起動してくれた方が都合がいいということらしい。
今回の私のように、テンキーの無い、しかも、アルファベットの部分に数字が割り当てられる仕様のNumLockが備わっているキーボードでログオンする人は、NumLockがオンの状態では不便だ。
というより、下の写真でわかるように、パスワードにアルファベットのIOJKLMのいずれかが含まれていたら、NumLockをオフにしないと絶対にログオンできないことになる。なぜなら、いくらこのキーを押してもIOJKLMでなく4561230と入力されてしまうからだ。
意外に厄介な問題なんだな。
で、ごたくはいいが、対処方法は簡単だ。
VistaでNumLockをオフの状態で起動するようにするには、以下のレジストリの値を０にする。
HKEY_USERS.DEFAULTControl PanelKeyboardInitialKeyboardIndicators
追記
Windows 7 でも同様の操作で対処が可能だった。
前回は言及しいていないが、どうもP35特有の現象で、P5KはもともとNumLockがOFFで起動する。ということは、BIOSかなんかで設定可能なのかも(2011/07/27)。
