メタセコでシミュレーションまでしていたManhattanのモニターポール(アームじゃなくてポールだそうだ)を、とうとうというか、やっぱりというか、購入した。
梱包をといて中身だけを取り出したのがこの写真だ。
サイズもManhattanから教わってるし、何より機能は単純なので、特にここがと言うような点はない。
無骨で、がっしりしたつくりで、安物感は無い。
さて、設置だ。
工具の六角レンチもVESAマウント用のネジも同梱されているので、特に準備が必要なものは無い。
まず、ボルト部分のプラスチックのカバーを外して、付属のレンチでボルトを適度に緩め、アーム部分が動かせるようにしておく。
購入時はガチガチで、アームがまったく動かせない状態だった。輸送中の振動などを考えれば当然のことだ。
次に、液晶面を傷つけないようにクッションになりそうなものを敷いて、その上にモニターを並べ、付属のネジでVESAマウントの部分をモニターに取り付ける。ネジは8本付属している。
ここで、実際に机へ持って行ったときの状態に近い配置になるように各アームの角度を調節してから固定する。持ち上げてもモニターがぐらつかない程度にボルトを締めてしまうのだ。
さらに、上で固定したアームにポール部分を取り付けて、それなりの位置にしてボルトを締めて固定する。このとき、モニターの位置が低すぎると机に当たって設置できないので注意する。
クランプ部分も組み立てて、クランプのあそびを机の板の厚みより少し広くしておく。
全体を机まで持って行き、クランプを机に固定する。
再びアーム部分のボルトを緩め、モニターの位置の微調整を行う。
VESAマウントに直近のボルトだけは、緩めるとモニターがお辞儀してしまうので締めたままにしておくが、その他のボルトは、アームが適度に動かせる程度に締まっていればいいだろう。
いずれ好みの位置が決まったらあらためてすべてを締め直せばいい。
で、こんな感じになる。
下の写真はDELL 1907FPtを付属のスタンドで設置してあった時のもの。スタンドの足が結構場所を取っていた。
今回は、全てを組み上げてから「よっこらせ」と机へ持って行ったが、ポールの部分だけをクランプで机に取り付けておき、モニターを取り付けたアーム部分は後から持って行って、ポールに上から差し込むような手順の方が楽だったかも知れない。
とにかく、左にProLite E2410HDS-B、右にDELL 1907FPtの2台のモニタが設置できた。
メタセコとPOSERでのシミュレーションのとおり、机の上が広いこと広いこと。
あと、実物を見て思ったのは、ポールが非常に太くて安心感がある点だ。直径35mm。
他のメーカーの同様の製品との比較をしたわけではないが、一番安い製品を購入して実際に設置してみた結果、十分満足できているので合格としよう。
適当に撮った各部の写真を幾枚か。
VESAマウント部分
配線を通すプラスチックの部品
VESAマウント側から数えて3つめの関節部分
VESAマウント側から数えて1つめ2つめの関節部分
ポールとアームの接続部分。なぜかここのボルトにはカバーが無い。