上州問屋 DN-MP500にASTONE AP-100のファームウェアをいれたので「上州問屋 DN-MP500の皮をかぶったASTONE AP-100」とタイトルに書いたが、よくよく本体各部を調べても、上州問屋 DN-MP500の皮なんてかぶっていないなあ。上州問屋の「じ」の字も書いてない。
問 : 「いったい君は誰?」
答 : 「ZP-500です(これは中の基板に書いてある)。」
で、NASだが、どうせUSB接続の記憶装置しか接続しないし、どのPCも全部ワークグループに入れてあるんだから、一旦外していじりたいPCのUSB端子に差し替えればいいとも思ったが、やはりNASが機能するならその方が便利かも、ということだ。
以下、ファームウェアはASTONEの1.9 Beta、PCのOSはVISTA Business 64BITでお送りする。
1.DN-MP500側でNASがオンになっているのを確かめる。
2.IPアドレスを確認しておく。ここでは便宜的に255.255.255.255と仮定して話を進める。
3.PCでエクスプローラーを起動する。
4.2.で確認したアドレスを「¥¥255.255.255.255」のように入力する。¥がになってしまうので、ここでは2バイト文字で書いているが、キー入力するのは1バイトのASCII文字で。当然、255.255.255.255は環境によって異なる。
5.publicを開くと接続してある記憶装置が表示される。ちなみにここではsdb1が左のUSB端子に挿したハードディスク、sdc1が右のUSB端子に挿したUSBメモリだが、抜き差しするとsda1からはじまってsdb1、sdc1のように順に名前が変わっていくようだ。記憶装置の種類によって名前が変わるのかはわからない。
とにかく、それぞれを開けば中のファイルやフォルダを参照できる。
849MBのtsファイルをDN-MP500配下のUSB 2.5inch HDDからPCへコピーするのに2分5秒かかった。
このHDDを直接PCのUSB端子に挿して同じファイルをコピーすると29秒なので、大きなファイルなら挿し直して直接コピーした方がいい。