「キーボード買おうかな 3 どんなのがいいかな」でさんざん悩んでいたキーボードの選定だが、結局、CASIO 電子キーボード 61鍵盤 CTK-4000 ベーシックタイプを購入、19日に届いた。
ぜんぜん候補にすら挙がってなかったやつだ。
いろいろ悩んだ挙句、まったく予期できなかった伏兵に手柄を横取りされる。よくあることだ。
61鍵、USBでPCと接続可能という最低限の必須条件は満たし、しかも、てんこ盛りな機能がついていて、値段が安い。
まさに衝動買いのために存在するかのようなスペックだ。
購入2日目で、最初の練習用の曲を両手で通しで弾けるようになった段階だが、本体サイズがでかすぎる点を除き、今のところ特筆するような大きな不満は無い。
ちなみに、購入時の私の音楽のスキルだが、鍵盤楽器は幼稚園のころのオルガン教室以来で、管楽器とギターの経験はあるが、それもはるか忘却のかなた、ってところだ。
意外と見当たらない側面の写真。
後ろ斜めからの写真。
背面のコネクタ類の写真。
ボディーのつくりを工夫すればもう少しコンパクトにはできそうだ。
ヘッドホン端子は側面か前面に取り付けてもらった方がコードの取り回しが楽だったのにという気がするが、使っているうちにこの方が理にかなっているということになるのかもしれない。
今のところの不満はマニュアルに関してで、たとえば以下のようにボタンが番号で示してあるのに
その説明の載っている見開きの左右のページを探しても番号を示した図が載っていない。
そのたびに前のページをめくって番号とボタンを確認させられるのは面倒だ。マニュアルのPDFをダウンロードして、番号の載った図のあるページを印刷して手元に置いてある。しばらくすれば慣れて、マニュアル自体を見なくなるんだろうが、それまでは仕方ない。
2日目でやっとこさ練習曲の1曲目、「きらきら星」が両手で何とか弾けるようになり、通しで弾いて90~100の間のスコアはいただけるようになった。時々大コケしてやり直せと言われることもあるが。
途中でつっかえると待っててくれる。速く弾くとそのテンポに自動であわせてくれる。ゆっくり引いてもそれにあわせてくれる。おろおろしてると音声で弾く指を教えてくれる。
このような機能には正直驚いた。
ピアノの個人レッスンなどは受けたことが無いが、美人でスタイル抜群の若いお嬢さんが手取り足取り低価格で教えて下さるならいざ知らず、CTK-4000に備わった機能以上にいったい何が必要なのかと思うくらい、練習用補助マシーンとしては機能が充実している。
あえて言えば、上に書いたマニュアルの見難さも手伝って、自分にあったサポート機能の設定の仕方を見つけるのに少々手間取るか。
ただ、少なくとも私の場合で言えば、うまく弾けないのを一切CTK-4000のせいにする気が起きないほどのばっちりのサポートで1曲目完了という感じがして、次の曲が楽しみだ。