Sahara's WebLog

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TPR-105F -> SN754410NE with PIC12F675

TPR-105F -> SN754410NE with PIC12F675
モーターのドライブ用ICをSN754410NEに変更してみた。
このICも秋月で購入したものだが、コンパクトでなかなか良さげなのに実際に使ってる例が見当たらない。
Arduino関連のサイトでこんなのを見つけたので、

Arduinoの2,3,7,8pinの出力がPICのpinの出力と電気的に同じだと勝手に仮定して回路に組み込んでみた。
TPR-105F+SN754410NE+PIC12F675_01TPR-105F+SN754410NE+PIC12F675_02

問題は、実際にモーターをつないで駆動させると、SN754410NEが指で触るとあっちっちなほどに発熱し、数分後に勝手に停止することだ。
この発熱の程度が異常なのかどうかは私には判断できないし、止まった理由が発熱のために保護機能が働いたことなのかも断定はできないが、とにかく止まる。

面倒なのは、使ったモーターが100均のおもちゃの自動車についてたモータなので、「単3乾電池を2本直列につないで動かす」という前提で電池ボックスがついていたこと以外に一切仕様が不明な点だ。
ちなみにマブチモーターでおもちゃ用のモーターの仕様を見て、

いまさらながら、ごく普通に2A超えの電流が流れるんだということを知った。
というか、SN754410NEの定格は1Aだから、実は超えてる可能性の方が高いわけで、しかも、平気で5Vくらいかけてたから、確実に流しすぎだったのだろう。
仕方ないから2Aまで流せるTA7291Pに戻すか、あるいは背中にもう一個背負わせる形でハンダ付けして使うか、電圧を下げるか。

この例なんか、背負わせた上に立派なヒートシンクまでくっつけてて、確かに、そこまでしてもTA7291Pが2個より省スペースではある。
ただ、それ以上流れるなら上限が3AのTA8428Kでってことになる。

追記
背負わせるのが普通のような書き方をしたが、絵的にインパクトがあったためにそっちにひきずられた書き方になっただけで、もちろん普通に配置して並列に配線した方が良い。
仕方なく背負わせた場合はICが上下に接触して排熱に無理が生ずるのでヒートシンクをつけた方がいいということだ。
でも、背負わせちゃった方が明らかに楽だ。
順番としては、まず電圧を下げてみて、目的の出力に足りるかどうかのチェックだな。

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Posted under: mikroBasic


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