PSPDispというアプリケーションがある。
ここが本家なのかどうかわからないが検索で先頭に出てきたところのリンクからインストーラをダウンロードすることができる。
PCをPSPから遠隔操作できるというすばらしいものだ。
USBで接続する方法と、なんと無線LAN(Wi-Fi)で接続する方法がある。
PCとPSP双方にインストールが完了して、USBでの接続は何の問題もなく完了した。
上の写真は、USB接続で第3のPCと接続して、その動作状況をPSPでモニタリングしているところ。確認用のモニターが1台増えたのと同じ効果がある。
しかも省スペースだし、いっさい費用がかからない。
しいて言えばUSBケーブル105円。
ただ、USBはワイヤードなので無線LANに比べたらPSPを携えての移動範囲が著しく制約される。
一方の無線LANは、我が家ではBuffaloのWHR-G301NAという無線LANルータで構築されたものと、PLANEXのGW-USNano2-GというUSB無線LANアダプタで構築されたものが利用できる。
特定のPCのUSB端子にGW-USNano2-Gを挿しての無線LAN環境では、まったく問題なくワイヤレスでPSPからPCを操作できたのだが、肝心のWHR-G301NAによる無線LAN環境では、一向に接続されずに2日ほどあれこれと設定をいじくり倒していた。
どこをどう検索してもIPアドレスの設定をちゃんと見直すこと以外にはトラブルシューティングの情報が見つからないので、ほとんどお手上げ状態で居た。
3日目の深夜、ふと思い立って、WHR-G301NAの設定を初期化して、1から設定しなおしてから同じように試してみたら、まるでウソのようにあっさり接続できてしまった。
以前、ゲーム機をオンライン対戦に接続するのに無線LANルータの設定をあれこれいじったことがあったので、そのせいだったのだろう。
結局、うまくいかなかった理由は不明のままだ。
上の写真は、小さくて見にくいが、上のモニターに表示されているPCの操作をPSPで行っているところで、同じ映像がPSPにも無線で転送されて表示されている。
無線の届く範囲ならどこでもごろごろしながらPCを操作できるし、いちいちエンコードしてPSPに転送しなくてもPC上のすべてのコンテンツをPSPで楽しむことができる。
あえて書くが、USBケーブルすら不要で、追加投資はゼロ円。