もしかしたら以前書いているかと思って探してみたが、すぐには見つからなかったので書くと、現状、4台のPCは個別のケースにではなくて、まとめて1つのラックの上段、下段に2台ずつ入れてある。
マザーボードからは電源スイッチと電源インジケーター用のLEDの配線だけが、2組×4台分まとめて引き出してある。
その写真がこれ。
何の工夫も無く、ただ引っぱってきた線をまとめてユニバーサル基板につなげてあるだけのもの。
これを作り直そうというのが今回のお題だ。
現状に1つ不満なことがあって、LEDのばらつきなのか、各マザーボードの違いなのか分からないが、電源が入っていることを示す緑色LEDの明るさがばらばらだ。
揃ってなくても多少のことなら気にしないのだが、明るいのと暗いのの差が大きいので、暗いやつは電源が切ってあるかと勘違いすることがある。
今日、某2chでPCの電源LEDをPICでおしゃれに点滅させるんだっ、っていう人が質問しているのをROMってて思った。
1.各マザーボードからのLEDの出力を一旦PICの入力で受け止めて、それに応じてPICの出力端子に接続したLEDを点灯させれば、マザーボード間の違いは吸収できる。
2.仮にLEDの個体差があっても、PWMっぽく点滅させてデューティー比を変えて明るさ調整できる。
で、電源をどうするかだが、GIGABYTEのマザーボードには「オン/オフ充電機能」というのがあって、起動していなくてもUSBから充電用の電源を取り出せるらしい。
調べてみると、うちのGA-H67M-D2-B3にもそれが備わっていることがわかったのでマニュアルを見ると、以下のように書いてある。
そこで、秋月のピンソケットでこんな物を作って、5Vを取ることにした。
出来上がりの基板で明るさのチェックをしているところ。
すべて同じ条件でPICからの出力で点灯しているので、LEDそのものにこれだけのばらつきがあるということだ。
完成して投入したところ。
写真では分からないが明るさの違いもほぼ区別つかないくらいに調整できて満足。
上の1列の抵抗はPCから来るLED点灯用のラインをプルダウンするためのもの。
下の1列の抵抗はLEDの電流制限用だ。
実は、つけるのを忘れてて後からあわてて取り付けたので、1つ上の写真には写っていない。
裏側の配線の様子。
前のバージョンの使いまわしなので、ランドが無かったりして汚いが、ポリウレタン線のハンダ付けにも慣れてきた。