DesignSpark PCB関連の記事一覧はこちらから。
前回「DesignSpark PCB で既存のパーツを編集して別のパーツを作る(1)」で既存のパーツを自分のライブラリにコピーしたが、今回はそれを編集してみる。
Library Managerを開き、
Componentsタブで自分用のライブラリから編集するパーツを選んで、[Edit…]をクリックする。
すると、下のように表示されるので、赤く囲んだ部分に書かれているピンの名前をデータシートを見ながら変更する。
変更したら保存する。
使用中のパーツに変更を反映させたい場合は、パーツを右クリックして出るメニューから「Update Component…」を選んで Update する。
Schematic Symbolsタブから[Edit]をクリックすれば、回路図上での表示を変更することが出来る。
元が PIC16F88 だったので、ピンの名前が短くなって妙に横に長いので横方向をすこし狭めてみた。
上が元の PIC16F88 で 下が今回作った YMZ294、細身になった。
いきなり作る前にModelSourceで探してみるのがおすすめ。
手順的には下のリンクの方が先だが記事的には後回しになった。
「DesignSpark PCB でComponentをModelSourceで探す」
DesignSparkの中の人 on 2014年10月3日 at 7:17 PM said:
DesignSpark PCBのご利用ありがとうございます。またわかりやすい説明ページの作成ありがとうございます。素晴らしいです。作成手順完璧です。
以下ちょこっとコメントです。
・PCBライブラリのコピーについて
PCBライブラリは自身のライブラリにコピーした方がよいと思います。
コピーしなかった場合、PIC16F88とYMZ294 で共通のフットプリント形状を使用することになります。なのでDSPCBのVerUPなどでPIC16F88の形状が修正された場合、YMZ294の形状も知らぬ間に勝手に変わってしまいます
またコピーした際、PCBシンボル名は変更した方がよいかもしれません。個人で開発するのであれば良いのですが、そのライブラリを複数ユーザで共有し使用する場合、ユーザの環境設定によってオリジナル形状が出たり、新規の形状が出たりとトラブルの元になってしまいます。
・ライブラリのパラメータについて
作成したComponentに”RS Part Number”というパラメータを作成し、そこにRS注文番号(7桁の番号)を埋め込んでおくと、部品見積りの際、少しだけ楽ができます。
以上です。
sahara on 2014年10月4日 at 6:13 AM said:
DesignSparkの中の人さん、こんにちは
>PCBライブラリは自身のライブラリにコピーした方がよい
の具体的な方法が良く飲み込めませんが、まあ、ぼちぼち試行錯誤していくつもりです。
とにかく、サイトのチュートリアルが分かりやすくて非常にとっつきやすく、2日で多少なりとも使えるようになるのはすばらしいことだと感謝しています。