単4ニッケル水素電池1本 –> HT7750A –> 5V
という、そこそこコンパクトで便利なので良く使っている電源をプリント基板で作ってみた。
ちなみにユニバーサル基板で作ってもこの程度の実装度。
なので、返って手間なんじゃないかとも思った。
比較のためにプリント基板の方の配線面は以下のような感じになった。
部品面はどちらも同じだ。
まあ、確かにすっきりはしている。
転写して油性マジックで修正したあとの写真。
この後、袋に入れて、エッチング液を入れて、入浴中に時々振りながら40℃でエッチングするので、パターン印刷、転写、エッチングの工程には何の憂いも無い。
鼻歌交じりに完了する。
ダイソーのリュータを改造したものが思いのほか良く働くので、穴あけも問題なく完了する。
プリント基板 : 部品を挿して、ハンダ付けして、何も考えずにただ足をカットする。
ユニバーサル基板 : 部品を挿して、配線を考えながら足を必要な方向へ曲げ、ハンダ付けし、適度な長さを考えながら足をカットする。1本だけ被覆線を使うので、長さを決めてカットし、両端をワイヤーストリッパーで剥いて、予備ハンダしてからハンダ付けする。
こんな簡単な回路でも、こうやって手順を追ってみると、プリント基板の方がはるかに楽だとわかる。
ちなみに、今回全く同じものを2つ作ったが、片方がうまく動作しなかった。
原因は下の転写後のシートの写真を見ると分かる。
これが、基板上ではどうも光の具合とかで見つけられなかったのだ。
特に、ハンダ付けしてしまうと、フラックスのてかりとかでよけい見にくくなる。
こういうエラーの発見に、意外にも転写した後の使用済みシートが活躍する。