Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

DesignSpark PCB Drill Hole の直径をまとめて変更する

DesignSpark PCB関連の記事一覧はこちらから。
フット・パターンの Drill Hole は、エッチングが済んでドリルで穴をあける際のポンチ穴の代わりとして有効だ。
1度だけ、印刷時に Fill Drill Holes のチェックを入れて、後でポンチでを打とうとしたことがあったが、これは明らかに失敗だった。
薄い胴箔とはいえ、ドリルの頭(チゼルエッジ)が逃げるのを防ぐには Drill Hole で十分で、しかも正確に中心が出せる。

エッチング時の気の使い方によって変わってしまう点は注意が必要だが、だいたい0.6mmの穴をあけておくとよさそうだ。
ところが、パーツ毎にフット・パターンの Drill Hole の直径が異なっていて、中には大きすぎる場合がある。
そこで、全部まとめて0.6mmにする方法の覚書き。
designspark_pcb_drillhall_01
designspark_pcb_drillhall_02
Pad Styles タブの Hole Size で全ての穴の直径が決められているらしいので、0.000(つまり穴が無い場合)となっているところを除いて全部の値を0.600としてしまう。
これで、PCB パターン上の全ての穴が0.6mmとなる。

もちろん、完成後に部品を実装する際には、必要なら足の直径に合わせて穴を広げるわけだが、とにかく、一番重要なのは、ちゃんと中心に穴をあけることなので、Drill Hole をポンチ穴の代わりにするのは今のところもっとも良い方法だ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: DesignSpark PCB


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.