「3Dプリンター TEVO Tarantula 42 – Flexible Filament で出力してみた その2 –」
「3Dプリンター TEVO Tarantula 41 – Flexible Filament で出力してみた –」の続き。
Extruderのパーツをこれ(https://www.thingiverse.com/thing:1977355)と交換してFlexible Filamentで印刷してみた。
前回書いたように、フィラメントの送り速度が速いと送り切れない分がはみ出す。
送られていく際にかかる抵抗よりもフィラメントを折り曲げて横へ押し出す抵抗の方が小さければそうなる。
上のパーツと元々のパーツの違いはこの写真で分かる。
左が新しい方で、右が購入時の物。
下側のパーツは変更していないのでそのままだが、上のパーツの下面が下がってギアとの間が狭くなっているのが良く分かる。
つまり、フィラメントの逃げ道を無くしたということ。
フィラメントを通す穴も、新しい方は2mmで、結構ピッタリ狭くなった。
前回は幾度もフィラメントがはみ出したが、新しいパーツに交換してからは1度もはみ出さずに順調にプリントが出来るようになった。
効果てきめんだ。
では、いったい、どれくらいの送り出し速度まで大丈夫かということだが、普通のPLAで使っていた設定の半分の速度で印刷した限りでは全く問題はない。
前回、パーツを変える前は、4分の1に速度を落としてもまだ幾度かフィラメントがはみ出していた。
「3Dプリンター TEVO Tarantula 43 – Flexible Filament で出力してみた その3 Brim –」へ続く。
ここで使ったエクストルーダ用のパーツの改良版が出ている、以下の記事参照。
「Flexible Filament (TPU) 久しぶりに出力した。」
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