ちょっと前から某掲示板でこのHX1230というLCDの話題を出している人がいて、面白半分で買ってみた。
お決まりの手順としてまずArduinoで動作確認する。
U8g2のリストの中にちゃんと入っているので何も考えずに完了する。
購入直後の儀式はそれで終わり。
さて、PICでどうしようということだが、最近お気に入りのPIC32MM0064GPL028で動かしてみることにした。
データシートにサンプル・プログラムが載っているのでそれを拝借することにする。
ヘッダ・ファイルの名前にあるのはstc12c5a60s2というSTCMICROという会社のマイコンだ。
眺めてみたが、ピンの指定方法が違うのと、フォントやグラフィックのデータが含まれていない点だけで、他には問題なさそうだ。
どうせ遊びだから、自前のドット絵でも一枚表示出来れば成功というところだろう。
そのまま移植して、ほとんど書き換えずにそのまま絵が表示できた。
文字を表示する部分は後回しにして全部カットし、下に示した出力ピンを指定する部分だけは書き換えた。
この4ピンはMCCで設定した。
クロックもMCCを使って16MHzにしたが、あとでstc12c5a60s2をみたら最大35MHzで動くようだった。
タイミングを取るdelayの関数もただの空ループなのでクロックの差が影響するかもしれない。
そもそもBit Bangなので、PICの内蔵モジュールも何も使っていない。
もしかしたらSPIは使えるのかもしれない。
よく利用する画像データの準備サイトImageConverter (Mono)で96×64ピクセルの画像を変換しようとしたら大きすぎと言われたので上下半分ずつにしてあとで合わせた。
画像を表示するコードもデータシートのままだ。
文字の表示については別の記事「PIC32MM0064GPL028 + HX1230 – 文字の表示まで –」で。
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