「PIC32MM0064GPL028 + ST7735 でプログラム・メモリに置いた画像を表示させる。- データの準備 –」のGIMP用改良覚書き
上の記事の頃はPaintShop Pro(PSP)というソフトを使っていた。
現在はGIMPを使っており、PSPはインストールしてない。
「Gimpは使い慣れたPaintShop Proの代替になるか。」
GIMPでやったらデータがうまく表示されなかったのでこの記事を書いている。
右がGIMPでの最初、左が改良後。
原因と対策は後で書くとして、まずはGIMPでの操作方法を書く。
128×128ピクセルの正方形にする操作
範囲選択して
選択範囲で切り抜き
キャンパスサイズの変更
縦横のサイズをそろえて、位置を決めて、リサイズをクリック
画像の拡大・縮小
128×128ピクセルに
色数を減らしてカラーパレットを作成
画像 > モード > インデックス
「色ディザリング」は「ディザリングしない」の方がきれいかも
あとはBMPとしてエクスポートすれば出来上がり。
Cのデータ・ファイルの作成
以前PSPで使った変換プログラムでやったら、上に載せたように色がおかしくなってしまった。
以前の画像と比較したら、そもそもBMPのファイル・サイズが違っていた。
バイナリ・エディタで見てみる。
下のように、情報ヘッダサイズが異なっていることが分かった。
PSPで作ったファイルは0x28 = 40、GIMPだと0x6C = 108となっている。
前回作った変換プログラムは値決め打ちで40に合わせて処理していたのでうまくなかった。
プログラムを書き直して情報ヘッダサイズを読み込んでその値を反映させるように改良した。
問題なく表示されるようになった。
この1.44インチのカラー液晶に実際に写真を表示させる話は「PIC32MM0064GPL028 + ST7735 でプログラム・メモリに置いた画像を表示させる。 – 表示する –」
へ続く。