Sahara's WebLog

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DesignSpark PCB で既存のDIP仕様のComponentを表面実装仕様に編集する

DesignSpark PCB関連の記事一覧はこちらから。
まだ DesignSpark PCB の使い方すらまともに分かっていない段階だ。
なのに、すっかりプリント基板を作る気になっている私がいる。
で、「でも、穴あけ面倒だなあ」とかいう無駄な心配をしていたわけだ。
ふと思って既存のDIP仕様のComponentを表面実装仕様に編集するというのを始めた。

話は簡単、ICソケットの足を曲げて表面実装しちゃおうということだ。
20141005022459
これなら基板に穴をあける必要はなくなる。
だが、それ用のランドを用意しなくちゃいけない。

表面実装用の適当なPCB Symbolを見つけて、自分のライブラリにコピーする。
designspark_pcb_start_06_01

designspark_pcb_start_06_02

[Edit]をクリックする。
designspark_pcb_start_06_03

ランドの部分の位置を少し左右へ動かしてやる。
折り曲げたICソケットの足の位置と合うようにするわけだ。
designspark_pcb_start_06_04

[File]から[Save]で保存する。
designspark_pcb_start_06_05

名前は適当だが「DIP_18_SMD」とした。
designspark_pcb_start_06_06

変更したいComponentを別名でコピーしておく。
「YMZ294_DSM_DIP」とした。
designspark_pcb_start_06_07

今コピーしたものを編集するには[Edit]をクリックする。
designspark_pcb_start_06_08

開いた窓の右下の部分にPCB用のパターンが表示されている。
当然18個の穴がある見慣れたパターンの絵が表示されている。
これを右クリックして[Properties…]を選択する。
designspark_pcb_start_06_09

Packageタブで先ほど編集した「DIP_18_SMD」を選択して[OK]をクリックする。
designspark_pcb_start_06_10

保存する。
designspark_pcb_start_06_11

designspark_pcb_start_06_12

designspark_pcb_start_06_13

同様の手順で28ピンのDIPのランドを表面実装用に編集したものも用意して、実際に回路を組んで配線させてみたところ。
designspark_pcb_start_06_14

PDFに出力してみた。
左が変形表面実装仕様のもの、右が普通の。
右には半固定抵抗や電源ピンなど用のランドがついているが、IC回りの配線は回路図上では同じだ。
右の方が見慣れた感じがするが、左はとにかく目的のとおり、穴をあけるところが1つも無い。
51個も穴をあけるのは勘弁して欲しいので、この方法なかなか良いかもしれない。
designspark_pcb_start_06_15

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Posted under: DesignSpark PCB


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