自分で作ったプリント基板に、かなりの確率でシミのようなものが出来る。
作ってからしばらくして、ふと見ると出来ている。
表面の腐食のようなので、早めに手当てして深層まで達しないように手を打つのがよさそうだ。
分かりやすいのは、使い込まれた10円玉の色だ。
なので、たぶん、銅箔の表面が錆びているのだと思う。
これを、100均のルータをばらしたものを使って磨く。
先端についているのは下の写真の左のゴム砥石だが、だいぶ摩耗した。
磨くとこうなる。
磨くといっても、ほんの軽く表面をなでるだけで、いわゆる銅の色に戻る
さて、こういうものが生じる理由だが、よくは分からない。
ただ、作成後に表面保護の目的で無洗浄フラックスを塗る時に、どうしても塗りむらがあり、そこが錆びるのではないかと思う。
同様に上の手順でシミ取りをした基板が何枚もあるが、一度やると、以後シミは出来ないように思う。
つまり、作成時の塗りむらが一定時間後に錆び、それを磨いてフラックスを塗れば、それで塗りむらがなくなり、以後錆びなくなるということだと思う。