最近知ったのだが、ATmega328Pの後継にATmega328PBというのがあるらしい。
これの載ったNano互換機を買ってみた。
確かにATmega328PBが載ってはいるが、
PとPBとでピンの働きの異なる3ピンと6ピンは、基板上で見た限りではどこにも配線されてないようだ。
つまり、ATmega328Pの載っているNanoと同じ扱いで何の問題も無いということ。
ちなみにチップそのものの価格はMicrochipの他のマイコンと同様に新しいPBの方が3割がた安い。
たただ1点、Old Bootloaderを指定しないと書き込めないのが煩雑だ。
Bootloaderを新しくするためにMiniCoreを導入する。
https://github.com/MCUdude/MiniCore
具体的には以下の手順
Additional Board Manager URLs: に以下を追加する。
https://mcudude.github.io/MiniCore/package_MCUdude_MiniCore_index.json
Boards ManagerからMiniCoreをインストールする。
以下のようにしてBootloaderを書き換えた。
1.書き込みに使う方のNanoにArduinoISPというスケッチを書き込む。
書き込みにはATmega328Pの載った普通のNano互換機を使った。
2.MiniCoreからATmega328を指定する。
3.以下のように設定してから Burn Bootloader をクリックする。
配線などに関しては以下を参照のこと。
「Arduino NanoでArduino NanoにBootloaderを書き込む。」
4.以下のようになる。