実際に、想定していたレンダリング作業を行ってクロックアップの効果を比較してみた。
P35は定格で、333MHz×9.0=3000MHz、P5Kはベースクロックを30%アップの260MHzとし、260MHz×12.5=3250MHzでの比較だ。
メモリは比率を変えて433MHzで駆動、電圧はすべて定格にしてある。
とりあえずある動画10フレーム分をQueue Managerを呼び出してレンダリングする。
上の画像がP5Kでの結果のスタート時刻と完了時刻。25分17秒かかった。
一方、下の画像がP35での結果。24分18秒かかった。
それぞれの比を比べると、
時間 1 : 0.96
CPU 1 : 1.08
ベース 1 : 0.78
メモリ 1 : 1.08
となって、CPUとメモリの駆動クロック数の増加分で稼いだ分からシステムに若干喰われてるって感じかな。倍率を下げてベースクロックを上げると改善されるのかも知れないが、BIOSのメモリ関係の設定項目が貧弱なために、メモリのクロックがさらに上昇することになって、メモリに負担がかかりそうだ。