ここまでで、わざわざ発表する必要のあることが何か1つでもあるだろうか?
全く無い。
全部あたりまえのことだ。
このあたりに「教師が世間知らずだ」という片りんが見える。
彼らは、長い間1+1=2だということを教え続けているうちに、それがまるで自分の考え出したことだと勘違いしてしまうのだ。
教師は単なる知識の伝達者にすぎず、生徒にしてみれば次のステップや社会に出るための単なる「踏み台」に過ぎない。さらにいえば、
「踏み台」は高いところに手が届き、用が足りれば忘れ去られるものなのだ。その立場を忘れてしまっているから、不正をはたらいた者が社会から排除されるのはあたりまえなのに、そのことをわざわざ世間に「教授」でもしているつもりになり、こんな愚行をしでかしてしまう。
不正採用も問題だが、その大元がこの程度の人間から成り立っているとしたら、そのほうが怖い。
肝心なのは、不正をはたらいた者たちをどうやって見つけ出すかだろう。もう証拠も残っていないようなふうにも伝えられている。
一度、全教師を対象に第3者機関の手になる試験でも課して、下位層を切り捨てるしかあるまい。
反発があるだろうな、力の無い教師たちからの。それこそが不要な人材なのだから、反発した者を切り捨てるのも手か。別に、構わないだろう、君が代を歌わなかったくらいで首になった教師もあるのだから。
「ゆとり教育」下で義務教育を受けた者たちが一生「ゆとり世代」と呼ばれ続けるのと同様に、大分県で教育を受けた者たちは、何かしょぼいミスをやらかすたびに、「不正採用に教わったんじゃね?」と言われるのだ。
気の毒に。