ほぼ、1年、365日、毎日風呂に入る。
かけ湯をし、湯船につかり、頭を洗い、身体を洗い、湯船につかり、かけ湯をし、身体をぬぐう。
で、終了。
身体を洗ったりしている間は「身体を洗う」という仕事があるのでいいのだが、どうもこの、「湯船につかる」の間が暇だ。暇なので考え事でもする。湯船ではいろいろ思っても、身体を洗ったりする作業の間にたいがい忘れてしまう。
釣り逃した魚がでかいのと同じで、忘れてしまったアイデアは重要だったような気がして残念でならない。残念だが忘れてしまったものは確かめようがない。
そこで、地球上の生物で唯一人類が持つ事を許された「記録して後世に残す。」というありがたい能力の出番である。
実はコクヨの耐水性の紙を使った野張というのを見かけたんだが、500円とかするんだねこれが。しかも、プロの人が野外で測量とかに使うやつらしい。
これ持って湯船につかったら何だか大げさで、落ち着かなさそうだなあと思っていたら、次にOKinaというメーカーを見つけた。ここはいろんな種類を出していて耐水メモのシリーズなんかよさそうだ。
これも500円くらい。これくらいが相場なのかな。
そして、最後に大本命がクツワ株式会社風呂単シリーズだ。
なんといっても風呂で使うために作られたものだ。
で、どれを買ったのかというとどれも買わなかった。
ダイソーへ行ったらこんなのが、
セリアへ行ったらこんなのが、
売っていたので、それぞれ購入した。しめて210円なり。
ダイソーの「made of water proof paper」は紙に撥水加工を施したものらしく、セリアの「湯たんご」はそのものが耐水用紙でプラスチックっぽい質感だ。
実際に水に濡らしてみたところ、ダイソーのは普通の紙よりちょっと水に強いという程度、セリアのは水に濡れても全然平気だし、濡れてる方が鉛筆ののりが良くてくっきり書けるくらいだ。
湯船につかりながらメモを書くという用途にはセリアの「湯たんご」の方が適しているだろう。
いらなくなったら消しゴムで消してもいいが、せっかく耐水性なので100均で売ってる湿らせたメラミンフォームで数回こする方が楽にしかもきれいになる。