ユニットコム 凄腕 UNI-LCD-ARM01 というモニターアームを買った。
ARM02やARM03も考えたが、どう見てもつくりが複雑だ。複雑な機構で問題が出ると、手の打ちようがないと思ったので01にした。
2980円というのは、モニターアームでは非常に安い部類らしい。というか激安だという記事もある。
私的には、せいぜい2万円程度のモニタを取り付けるのに何万円もするアームってのもねえ、という感じなので、3千円は特に安いとも感じない。
箱の中身はこれだけだ。
アーム本体と、(1)モニタをアームにVESAマウントで取り付けるときのネジが4本×長短2組、(2)そのネジを締めるのに使うプラスのドライバー、(3)本体を机などに取り付けるクランプ部のネジ、(4)そのネジの机の下面に当たる部分、(5)クランプ部の机の上面に当たる部分に貼る滑り止めのラバー、(6)クランプと本体(E)、本体のマウント部分(A)を留めているボルト用のプラスドライバー、(7)(8)ボルトを締めたり緩めたりするためのレンチ。
もう他には何も必要がないと言い切れるくらいに付属品はそろっている。ただ、説明書のたぐいは一切入ってない。逆に、すがすがしいくらいだ。
赤丸部分はプラスネジとナット、青丸部分はボルトとナットという構成でそれぞれ連結されている。矢印の部分にだけスプリングが入っている。
ボルトは内側に何か金属以外の材質が見えるが良くわからない。
今すぐにどうこうということはないが、モニタを取り付ける部分の材質がプラスチックなのは、他が無骨なだけに、耐久性の面からちょっと残念な気はする。
クランプ部のサイズはこうだ。
まあ、机の板が厚すぎて、という心配は無いだろう。私の環境では、クランプの下に出っ張る部分のために、机の下の物の位置を少しずらす必要があった。
さて、モニタを取り付ける。モニターはDELL 1907FPtというやつ。5.0kgの重さがある。取り付けネジはモニタにも付属していたが、何だか短いような気がしたので、モニターアームについてきたものを使った。手順は以下のとおり。
1.クランプ部分の机の面と接する部分に付属の滑り止めラバーを貼る。
2.クランプを組み立てて、適度にねじ込んで机の厚みに近づけておく。
3.いすの上の座布団の上にモニタを置き、そこへモニターアームをネジ留めする。
4.全体を机へ持っていってクランプのねじを締めて留める。
5.アームを調整する。
上から3、4枚目の写真のCとEのネジは購入時には非常に硬く締めてあって、特にCは硬くてびくともしなかったので、付属のレンチで緩めたほどだ。使っているうちに緩んでくるのかもしれないが、巷のレビューでは「お辞儀する」という記事が多いので、あらかじめ硬めに締めてあるのかもしれない。
いずれにしても、19inch、5.0kgのモニタを取り付けて数時間経過したが、まったくお辞儀する気配すらない。それどころか、もう少し緩めようかなと思うくらいだ。
最後に私の感想を書くと。
心配した「お辞儀」もないし、つくりがシンプルだしで、非常に気に入った。
もちろんしばらく様子をみてからだが、「もう一個ポチろうかな」と思うくらいだ。
その後、モニターアームで遊んでみた
その後、Manhattan LCD Monitor Pole 420808を買ったのでこちらは2011年8月1日にヤフオクで売ってしまった。