POSER ProのQueueManagerはレンダリングの実行経過をQueueState.xmlというファイルに残しながら実行されるようだ。
存在は以前から知っていたが、具体的に中身を確認したり、これについて調べてみたりはしたことはなかった。
今日、レンダリングが終了した時点で2フレームだけレンダリング漏れがあったので、ふと思い立ってエディタで開いてみたところこんな感じだった。
この例は、まだレンダリング途中のものをエディタで開いたときのものだ。
<Entry以下は適当に改行を追加し、ファイル名はわかりやすく変更してある。
肝心なのは、レンダリングが完了したフレームはStatus=”3″、まだ完了していないフレームはStatus=”1″となっているらしいということだ。
何らかの原因でレンダリング漏れし、QueueManagerを再起動しても改善されない場合にもStatus=”3″となっているようだが、Status=”3″をStatus=”1″に書き換えてから再起動すれば、欠けているフレームだけレンダリングしてくれるんじゃないだろうか?
試してみたら、予想通りStatus=”1″にしたフレームだけレンダリングしてくれた。
ただし、Priority=”1″とした。
この値が正の値でないと実行されないように思う。
今までは、POSER Pro本体を立ち上げてファイルを読み込んでから欠けているフレームをもう一度QueueManagerに送り直していたが、その手間が省けるし、エディタで数字を変更するだけなので、非常に楽チンになった。
QueueManager上のStatusがDoneになっていてもQueueリストを削除しないで、まず全フレームがそろっているか確認することが必要だ。
もっとも、その前になぜフレームが欠けるのか原因を知りたいものだが。
追記
たとえば1から100フレームまである場合に、50から100までレンダリングするように指定すると、Frame=””の番号は1から100まで用意されるが、1から49まではStatus=”0″、50から100まではStatus=”1″となって、レンダリングが完了するとStatus=”3″となる。