Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

秀丸の正規表現

秀丸の正規表現を用いて、ある記号で挟まれた文字列を削除する。

例文
ホームズは肘掛《ひじかけ》椅子《いす》からのっそり立ってきて、ガウンのポケットに両手を突《つつ》込《こ》んだまま、私の肩《かた》ごしに見おろした。

《》に囲まれた部分は読み仮名なのでその部分だけを削除したい。

私がかろうじて記憶していた書式では
《.+》
となる( . = 改行を除く任意の一文字、+ = 直前の文字列やメタ文字の「1回以上の繰り返し」)のだが、この書式で削除すると結果はこうなる。
ホームズは肘掛ごしに見おろした。
つまり、以下のように解釈して選択部分を削除したわけだ。
ホームズは肘掛《ひじかけ》椅子《いす》からのっそり立ってきて、ガウンのポケットに両手を突《つつ》込《こ》んだまま、私の肩《かた》ごしに見おろした。
なるほど、そう来るか。
で、
こういうときは、
《[^》]+》
とする(^ = []内の文字列以外)のだそうだ。
これで、[^》]の部分が》は除くという意味を持つらしい。
これで、
ホームズは肘掛椅子からのっそり立ってきて、ガウンのポケットに両手を突込んだまま、私の肩ごしに見おろした。
のように、目的どおりの結果が得られる。

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