Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

PIC12F675 + 74HC4040

ちょっと前に買った74HC4040(12ステージ2進非同期カウンタ)
DSC_0002
にPIC12F675からのクロックを入れて、端子の変化をロジアナで読み取ってみた。
ただそんだけ。
pic12f675_74hc4040
そんだけの事だが、当初、ちゃんと表示されずにあれこれあれこれ試した挙句にやっと実現した絵だ。
一番下がPIC12F675からの入力、あとは最上段から下へ順にQ0~Q6のクロックの様子を示している。

うまくいくまでは以下のようにあれこればたばたした。
1.PICの信号は拾うのに4040側のピンの信号の変化を全然拾ってくれないので、閾値とか違うんかいなと思って調べたが、特に気にすることもなさそうだった。
2.ノイズでも拾ってるんかいなと思ってパスコン入れてみたが、信号の様子が若干変化こそすれ、ちゃんと拾ってくれないことに違いは無かった。
3.ロジアナの故障かいなと思って別のにつなぎ変えてみたけど同じような状況だった。
4.ロジアナ付属のケーブルよりキャノンのスキャナーに付属してるケーブルの方がいかにも手厚いノイズ対策が施されていたので差し替えてみた。
すると、何と、今度は完璧に信号を拾ったではないか。
その結果得られたのが上の絵。
下の写真にケーブルの比較を載せておく。
DSC_0001
やっぱりねえ、ちゃんとしたものは違うんだねえ。
ダメダメなヤツをもう一度再現して、そっちのロジアナの写真も載せとこうと思って、安い方のケーブルに差し替えてみたら、それでもきれいに信号を拾った。
あれ?
ケーブルのせいではなかったのか。
じゃ、何だ?

以後、ケーブルは安いもののままで、パスコンも外して、一番最初の状態ですらちゃんと信号を拾うようになった。
つまり、あんだけいろいろ試したのに、まったく再現されなくなってしまったのだ。

理由は、いまだに定かではなく、ケーブルの接触不良くらいしか思いつかない。
今度からは逐一写真でも撮っておかないと、一番怪しいのは人間、当の私自身だからなあ。

ちなみに、MPLAB X上でのSimulationによるクロックの間隔は5μsだが、
pic12f675_74hc4040_1
ロジアナでの実測でも、その通りの結果となっている。
pic12f675_74hc4040_2
私の知る限りPIC12F675で内蔵のクロックだとこれが最速だと思う。
下は、20MHzのセラロックを外付けして試してみたときのPIC12F675の出力波の間隔で、当然内蔵4MHzのときの5倍の値となっている。
これが、データシート上で示されたPIC12F675最速駆動状態での出力だ。
pic12f675_74hc4040_3

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Posted under: PIC その他, PIC12F675


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