Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

某海外通販で購入したArduino UNO R3 互換機で遊ぶ -その02 商品到着-

商品が到着した。
注文から9日目だ。
早い。
評判のいいサプライヤーだけのことはある。

が、いかんせん大陸の方は信用ならんという向きもあると思うので、覚書きがてらその実態を書いていこうと思う。
結果として「やっぱダメジャン」ということになる可能性も十分あるのでお楽しみに。

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これが某海外通販で購入したものの写真で、
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これが本家から頂いてきた写真。
ArduinoUno_R3_Front
ざっと見ただけでは違いは分からない。
裏も、若干ロゴのフォントや背景が青か白かの違いくらい。
そもそも、それを全く気にしていないわけだが、私にはこれが互換機なのか、コピー品なのかまったく区別がつかない。
arduinounostart02-07

驚いたのは、何だかピンソケットが曲がって付いてるから、しょうがねえなあと思ってよく見ると、曲がってるどころじゃなくて位置がずれてる。
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これじゃあ大きいシールドは刺さらないじゃないか、と思ったら、本家から頂いてきた写真でもずれてる。
どうやらこれが仕様のようで、よけいびっくりした。
4つあるピンソケットのうち、左上の1つだけ中途半端にずれているのだった。
イタリア人のやることもよく理解できないな。
秋月のUncompatinoの基板図にあった不思議なピンソケットの配置の謎がようやく理解できたのだった。
arduinounostart02-09
要するに、ユニバーサル基板で気軽にお安く自作させないための仕様なのかな、そうならセコイ。

ピンのずれに関する追記(2016/01/02)
Arduino Forum > Forum 2005-2010 (read only) > Hardware > Bugs & Suggestions > making pwm pins togetherの#13の書き込みに、出稿が迫っていたのでミスった、と書いてある。
Forum Administrator が Massimo( Massimo Banzi、Arduinoの開発者のひとり ) の名前入りで、開発時の写真まで貼って書いているので、まず確実だ。
つまり、少なくとも「逆挿し防止のために意図的にずらした。」という真っ赤なウソは否定される
あとは、
「シールド・ビジネスに乗っかってる連中の要望でそのままにしてある。」
あるいは、そもそも、
「標準的なユニバーサル基板での安価な開発を排除してシールド市場を作ることを狙った。」
という説が浮上するわけだが、こちらの説に裏づけは無い。
無いが、その謗りは免れない。
making pwm pins together_2



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Posted under: Arduino


2 comments

    • よっしいさん、コメントありがとうございます。
      うちのはちゃんとMADE IN ITALYと書いてあります(笑)。
      抜き差し感が悪いので、ピンソケットがそれなりかなあという気はします。
      逆にそれ以外は今のところ特に問題無しです。
      PICがメインなんで、お試しにはこれで十分かなと。

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