2012年12月17日に「この国は終了した。」と思っている。
したがって、あの日以降、政治や社会のネタには極力触れないようにして来た。
終了したものについてコメントしてみても無意味だからだ。
だが、今日はちょっと書く。
日本を終了させたその元凶が、何だかまたほざいたらしいという情報が入ったからだ。
「元凶」という表現について少し補足しておく。
民主主義の世の中を動かすのは建前上は民衆の総意だから、その総意を左右する情報を流す報道機関には非常に重大な責任があるというのが私の考えだ。
民衆なんて、所詮情報によって右へも左へも、何なら上へでも下へでも、節操も無く揺れ動く。
したがって、国が誤るとしたらそれは報道機関がクソだからに他ならない。
その責務を果たしている限りにおいて、報道機関には「報道の自由」とやらを叫び、剣より強いはずの「ペン」を振りかざす特権が与えられている。
だが、ここに登場するのは報道機関と呼ぶことすらはばかれるような腐った組織である。
自らの信頼を自ら失墜させ、それ以降に発した情報をすべて無意味な「ネタ」に貶めてしまった存在価値の無い報道機関のことを、以上のような理由から、ここでは日本を誤らせた「元凶」と呼んでいる。
これから下に述べる件は信頼を失墜させた象徴的な事件※1のうちの1つだ。
さて、まず先に結論を書いておく。
朝日新聞は、十分な取材もせずに嘘を書き、それを30年以上放置した。
その挙句、この期に及んでさえ一切の謝罪はしない。
以上の事実とそれに対するスタンスが朝日新聞自身の言によって明らかになった。
よって、朝日新聞はもうだめだなと思う。
理由は上を読めば明らか。
「慰安婦側の証言と少ない資料で」「問題の全体像も分からず」「裏付け取材が不十分」という状況ならば書かないのが正しい姿なのに書くという過ちを犯した。
しかし、報道機関としてあるまじきこの行為に対しては、ほんのわずかばかりの「反省」にとどめ、資料が揃っていないのに書いたという最大の過ちを、内容を間違えた言い訳に使うという、およそ看過できない思考回路を披露している。
そして、「似た誤りは他のメディアにもあった」とし、「不正確な報道が混乱させている」という最も大きな自らの罪についてはスルーする。
そして、何よりも問題なのは、謝罪が全く無いこと。
そのために、結局、すべてが体のいい言い逃れに読める。
杉浦信之には、どこの誰がこの朝日新聞という名の自称報道機関が伝える情報を信頼すると思うのか、自問自答してみることを強くお勧めする。
お前の会社に必要なのは信頼の回復なのか言い訳なのか。
結果として、心ある読者は朝日新聞を見限り、朝日新聞の記事を快く思わぬものは「でも、あの朝日が書いてることだからまたウソでしょ。」
と言い放つ。
結局、自らを改めることの出来ないメディアに日本の言論が託されることは決してない。
くどいようだが、今のこの日本が誤った方向へ向かっている責任は、このような「腐った報道機関」にある。
あ、老婆心ながら、朝日新聞の読者の皆様へ一言。
東京電力が気に入らなくても、電気がないと困るから解約は出来ないでしょう。
でも、新聞社は選べますし、何なら無くても困らないので、これを期にぜひ解約しましょう。
それとも、あなたはまだ、日本を誤らせる片棒を担ぎ続けますか。
※1記憶に新しいところでは「小沢が嫌いなのだけはよくわかる」
参考記事 「記者の自負心もうないのか」元朝日新聞ソウル特派員 前川惠司氏