Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

PIC32MX470F512H-I/PT + 0.5mmピッチQFP(64ピン)変換基板 動作確認編

先日ハンダ付けした PIC32MX470F512H-I/PT + 0.5mmピッチQFP(64ピン)変換基板 の動作確認をした。

DMMで全PIN導通テストを行い、問題なさそうだった。
PICkit 3 Programmer を使ってPICkit 3 と接続したが認識しないので、MPLAB PIEで試したがやはりだめだった。
ハンダ付けのミスなのか、配線のミスなのか、PIC32特有の問題なのか切り分けるために、DIPパッケージのPIC32MX220F032Bで認識するのかをまず試してみた。
その後、PIC32MX470F512H でやってみたところ、認識はしたがVerifyでエラーが出る。
pic32mx470f512h_mplab_ipe_01
認識するのにエラーってことは壊れた?
私の非常に貧相な経験から考えると、接触不良ならいざ知らず、ハンダ付けで素子が壊れるということはめったに無いことなので、もう一度データ・シートを読み直して must be connected to とあるものをピックアップした。
AVDDやVSS以外にも以下のものが書かれている。
pic32mx470f512h_mplab_ipe_03
USBを使わないとき、VUSB3V3はVDDに接続しなさい。
VCAPには適当なコンデンサを接続しなさい。
以上を整えて再度チェックすると、今度はちゃんとEraseもReadもVerifyも出来るようになった。
pic32mx470f512h_mplab_ipe_02

追記 2014/08/13
最終的に、必ず必要な配線は変換基板の裏で接続し、表はピンソケットを取り付けることにした。
当面は実験基板としてしか使わないだろうと考えたからだ。
だとすると、ブレッドボード用のジャンパー線がつなげるのが最も都合がいい。
20140813203228
20140813231021
いまひとつポリウレタン線のハンダ付けがしっくりしないが、一応DMMで電源周りの導通テストは完了した。
この段階で、VDD、VSS、AVDD、AVSSはそれぞれ電源かGNDにつながっている。
VCAPには4.7μFのセラミック・コンデンサ(データシートでは10μFのタンタル・コンデンサかセラミック・コンデンサとある。)がつながっている。
VUSB3V3はつなげていない。

追記 2014/08/14
4隅にVDDとGNDのランドがあるので、そこにはピンヘッダを取り付けて、ブレッドボードに差し込めるようにした。
20140814133917
どうせなら、ブレッドボードの電源ラインに載せて電源を取れるように、赤丸の位置にドリルで穴をあけて、ピンの位置をずらすことにした。
20140814133953
どの向きでブレッドボードに載せるか悩んだので、右の穴はあけただけでピンはずらしてなく、左のピンだけをずらしてある。
20140814140127

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: PIC その他, PIC32MX470F512H, 電子工作その他


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.