だいぶ前からYoutubeでも3D立体動画が観られるようになった。
そうなると自分でも作ってアップしてみたくなるのは人情というもの。
だが、立体視の可能な動画の形式にはいろいろあって、どの形式を用意してアップしたらいいのかすらわからない。
いろいろ調べた感じではサイド・バイ・サイドのハーフという形式のようだ。
サイド・バイ・サイドは右目用の映像と左目用の映像を並べて表示するからサイド・バイ・サイドと言うんだろうけど、仮に1920×1080の画像を横に並べると3840×1080と、えらく横長になるし、情報量も倍になってしまうので、衛星放送を観てもBlu-rayを観ても、横方向にぎゅっと縮めたような映像にしてあって、全体で1920×1080になっている。
これを称して「ハーフ」というのだろうと思う。
自分で作って自分で見る分には3840×1080で構わないんだけどね。
さらに、Oculus riftなんかのVR系の3Dがいろいろ話題になっていることや、簡単にスマホを取り付けて覗く箱めがねみたいなGoogle Cardboardなんかがお手軽だと人気な様なので、そのことからも、とりあえずはサイド・バイ・サイド形式でアップしとけばいいのかなと思う。
ちなみに、私の持ってる箱めがねは、一番右のプラスチックのやつだ。
いくら安いからってダンボールじゃあねえと思ったから。
2つの映像を左右に並べたものはPremiereで簡単に作れて、アップ用に圧縮するときに横を縮めてもいいし、
当然、先に左右を縮めてから並べることだって簡単にできるわけで、
どういう手順がいいんだか悩んでしまうという状況だ。
結局Premiereで横方向半分にしてくっつけたものを書き出すことにした。
書き出しのオプションは以下のとおり。
いまどきこんなロートルのソフトをだましだまし使ってる人はいないだろうから、完全に自分用の覚書だ。
その後、Video Mastering Works 5でPMEG-4 AVCで出力した。
早速アップロードしてみるわけだが、その際に設定のこの部分で3Dであることを明示する。
サイド・バイ・サイドのハーフ形式でアップしたのだが、ちゃんとインターリーブ形式にも変換されているし、
なんとなく昔懐かしい感じのするアナグリフにも変換されている。
Youtubeは意外と本気らしいなというのが正直な感想だ。
フル・サイズもやってみたが、Video Mastering Works 5でPMEG-4 AVCで出力する際に、コーデックによっては3840×1080は設定できずに1920×540になってしまう場合があった。
これもアップしてみたが、「フル幅」で再生するとこのように横長になって再生される。
つまり、ハーフをアップすることが前提になっているというわけ。
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