「255円(税込み、送料別)ぽっきりでIchigoJamを試す。(Lチカまで)」の続き
いったいこの255円シリーズはいつまで続くんだろうな。
今のところ新たな投資は皆無なので、表題に偽り無しなんだが…。
プログラムの保存・読み込み方法には調べた限りでは現時点で3つの方法がある。
1.
SAVE 0 ~ SAVE 2、LOAD 0 ~ LOAD 2
数字を省略すると0を指定したことになる。
LPC1114FN28本体のメモリを使う。
電源を切っても消えない。
mbedでLチカやった後にファームを書き込んで起動したらまだ残ってた。
どこにどう保存してるんだかはよくわからない。
2.
SAVE 100 ~、LOAD 100 ~
外付けのI2C接続のEEPROMを使う。
数字の上限はEEPROMの容量によって変わる。
本家推奨の24FC1025も手持ちにあるんだが、あいにく表面実装用のI/SNなので、とりあえずころがってたP-DIPのAtmelのAT24C256Bをつないでみたらちゃんと使えた。
メーカーが違うだけで全く同じなのにこれ(24FC256-I/P)の方が安い。
ちなみにA0~A2はすべてGNDに落としてある。
24FC1025で127個保存(1kbyteは予備)できるということなので、1プログラムにつき1kbyte割り当てているんだろう。
私の使ったEEPROMだと 256 ÷ 8 で32個のプログラムが保存できる。
何回かSAVE、LOADを試した後EEPROMを丸ごと読み込んでみた。
1kbyteの内訳はたぶん以下のとおり。
1byte:行番号
2byte:続く文字数+1
文字数分byte:プログラムの文字がASCIIコードで書かれる
2byte:&H00が2つ
1byte:行番号
2byte:続く文字数+1
文字数分byte:プログラムの文字がASCIIコードで書かれる
2byte:&H00が2つ
の繰り返し
プログラムの最後は&H00が2つ
と、ここまで解析してみたところで次に書く3.の方法を知った。
3.をお読みいただければこの2.の方法は何のメリットも無いことがお分かりいただけると思う。
ので、解析はここで終了。
3.
USB-シリアル変換モジュールでPCとつないで、プログラムをテキストとして直接PCに保存・読み込みする方法。
2.の方法が無意味にすら思えるすばらしさ。
ファームウェアの更新とかにも使うUSB-シリアル変換モジュールだから、EEPROMを新規に購入するくらいならこのモジュールを買う方が将来性がある。
IchigoJamは早々にあきて、mbedへ移行する時にもこのモジュールは当然使えるし、その他とっても重宝だしね。
私が使ってるのはBanggoodで買ったヤツだが、eBayとかで「FT232RL Module」とかで探せば300円台で出てくる。
中華がお嫌いで秋月で買うならちょっとお高いけどここらへんから選ぶことになるか。
この方法ならプログラム資産を無尽蔵に増やせる、必要かどうかは別にして。
こういうのを作っちゃう素敵な人が登場するありがたさ。
リンク先で丁寧に解説もされているので、それ以上何も書くことはない。
こういう人の存在が裾野を広げていくんだと痛感する。
rcmdがまた秀逸。
MODEコマンドを使った操作の説明あたりからは、感動で目頭が熱くなった。
大絶賛したい。
何もスキルの無い私としては、せめてコマンドプロンプトを使いやすくする方法でも書いておこう。
スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>コマンド プロンプト
はただのリンクなのでコピーして
Ichigotoolsのあるフォルダにコピーしておく
コピーしたCommand Promptを右クリックして「作業フォルダー」をIchigotoolsのあるフォルダに書き換えておく
あとはこのCommand PromptをダブルクリックするだけでIchigotoolsのあるフォルダでコマンドプロンプトが開く
私の場合は、Ichigotoolsのツール群もプログラムの書いてあるテキストも一緒に放り込んであって、そこにCommand Promptも置いてある。
こうすれば余分なフォルダの移動が省略できて便利だ。