手元を照らすライトが欲しい。
それほど明るくなくても良く、ちょっとした日常の作業が出来る程度の光量でいい。
条件は、両手が空くこと。
そのまま移動しても、首を回しても追随すること。
ヘッド・ライトのようなものが適している。
Amazonではこんなのが一番人気なんだって。
そうだよなあ、無難な線だ。
だが、頭部を圧迫するような装着感のものはダメ。
みんな重そうでだめだ。
これが、かなりコンパクトで理想に近いが、本体質量31g、電源CR2016×2個という仕様だ。
結局、いろいろ探したが良さそうなのがないので、作ることにした。
とりあえずの試作品がこれ。
装着は耳掛け式が気に入っているので、100均にあったこういうヘッド・ホンのボディーを流用することにした。
中身の部品実装面の写真。
HT7750Aを使った昇圧回路が載っている。
そのままでも点灯はするが、明るい方がいいかなと思って。
裏にはCR2032を取り付けてあるが、運用はLIR2032でいく予定だ。
丸い基板というのは初めて作ったが、PCBパターンで円を描いておいて、普通にエッチング後、
ニブリングツール
でカットして、最後はヤスリで整えた。
厚み方向に微妙にぎりぎり感があったので、電池ケースの足を取り除いて基板にぴったりになるよう加工した。
総重量、電池込み14.3gはなかなかいい感じだ。
改良を要する点はいまのところ3点。
ON/OFFスイッチを忘れた。
ピンの位置をミスったので、LEDの照射面が180度反転してしまい、無理やりねじって向きを変えてある。
LEDがケースから出る部分の細工が適当で、いわゆる、ちょっとかっこ悪い。
ちゃっちゃと作った割には好く出来たと思う。
今後、細かな改良は加えるが、基本のコンセプトは変わらないだろう。