モジュールの脱着が可能なブレッドボード用の変換ボードを作ってみた。
どんなものかというと、モジュールをつける前。
モジュールをつけた後。
こうやってモジュールを脱着できる点が売り。
作った基板はこんなもの。
試しに手元にあったモジュールで作ってみたが、ハンダ付け無しで、本体にほとんどダメージを加えることなく脱着が可能で、ブレッドボード用に変換基板として使える。
この設計だと、幅が13~16mmでピンのピッチが2mmで16ピンまでのモジュールなら何でも載せられる。
こういう形態のモジュールは表面実装するにはコンパクトで都合がいいが、その前にブレッドボードで動作確認しようと思うと変換基板が必要で面倒だ。
しかも、変換基板に載せるとせっかくのコンパクトさが損なわれる。
テスト用と実装用を別にすれば済む話だが、テストしたそのものを実装したいというあまり意味の無い要求をでっち上げてみた。
要は、何となく思いついたので、こんなギミックを作ってみたくて仕方なかったということだ。
そのきっかけになったのがこれ。
Pogo Pin という。
長さ16mm、太さ1mm程度、先端に3mmほどの針が出ていて、中にバネが仕込まれているので、押し込むと適度な力で押し返してくる。
長さや太さや先端の形状はいろんなものがある。
eBayで何か別の物を探していたときに出てきて、面白そうなのでポチってしまったものだ。
本来の使い方はググれば出てくるが、基板面に垂直に使うのが普通のようだ。
取り付け方
取り外し方
こんなピンの先で接触しているだけなのだがこれで特に問題は無いようだ。
もちろん、別のモジュールとの交換もワンタッチで可能だ。