秋月のニッケル水素電池パック HHR-P104は、中国産だがPanasonic製で、3.6V 830mAのニッケル水素電池が150円とお得だ。
難点は専用の電池ケースが必要だということと、一般的な充電器では充電できないということだ。
それを除けば、ケース込でも210円だから、コンパクトさも手伝ってなかなかいいと思っている。
写真は、HHR-P104を専用ケースに収めたところ。
リード線に、自分で端子を取り付けてある。
ケースにネジ穴があるので、これで基板裏に取り付ければ、そこそこコンパクトに作れて、容量もまあまあかなと思って購入してみた。
もちろん、MAX712の充電器(「MAX712CPEでNi-MH充電器を作る(3つめ)」)が問題なく稼働している、というのも大前提としてある。
購入後に手持ちのネジで留めてみたら、頭が出っ張りすぎてダメだった。
例えば、単4を3本なら、電池の谷間があって、そこにネジの頭は収まるが、この電池は一体になっていて、底の形状がフラットなので、ネジの頭の入る隙間が無い。
多少がたつく位ならいいのだが、ほんのちょっとのことで端子との接触が保てない。
左は、手持ちで一番多く持っている鍋ネジ、左はPC用に使っていた余りのネジだ。
ケースの穴の形状をよく見ると、皿ネジというものでないといけないようだ。
データシートを見ると、どうやら、直径が3.5mmと5.5mmの円錐台のようだ。
皿ネジの規格では、ここに収めるには、M2.6以下を使わなければいけないように思える。
しかし、手持ちが全部M3で統一されているので、できればM3にしたい。
ダメもとで、M3の皿ネジを買ってきて取り付けてみた。
乗っけただけだと微妙に出っ張っているが、ちゃんとナットで締めると、問題なく電池が収まり、がたつきも無く、接触不良も無かった。
ニッケル水素電池パックHHR-P104用電池ケースのネジ穴
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