「ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その46 – Blynkを使ってみる(Android側の準備) –」の続き。
以下、Arduino IDE、ESP8266側の準備を書く。
ESP8266の開発環境としてのArduino IDEやライブラリの準備、USBシリアル変換関連など必要なモジュールは整っているものとする。
GPIO12に電流制限抵抗とLEDを接続する。
Arduino IDEを起動する。
Blynk用のライブラリを読み込む。
このあたり、手順的には経験済みのはずだ。
Blynkで検索して、表示されるライブラリをインストールする。
サンプルのスケッチを読み込む。
若干探しにくいが、こkでは、以下のようにたどった先の ESP8266_Standalone を試してみる。
Arduino側の準備で送信したメールが届いているはずなので、
Auth Token for の赤線の部分をコピーする。
スケッチの、YourAuthToken の部分に張貼りつける。
YourNetworkName や YourPassword は、自分の環境にあわせて書き込む。
すでにESP8266で遊んでいれば、経験済みの手順のはずだ。
コンパイルしてESP8266に書き込み、実行させる。
正常に実行できれば、シリアル・モニターにこのように表示される。
以上でESP8266の準備は完了だ。
あとは、Android端末上のボタンをタップすれば、LEDが点灯したり消灯したりするはず。
ここまでだけだと、「ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その25 Wi-Fiでスマホをリモコン的に使う」と変わらず、むしろ、デザインに自由度がない辺りに不満が残る。
また、使えるWidgetの数にも制限があるようだ。
そもそも、ESP8266は単独でサーバーになるわけで、よほど離れない限りは、外部のサーバーのお世話になる必要はないわけだ。
その辺、Blynkのサーバーを経由しない使い方もできるのかがよくわからない。
試したスケッチのstandaloneというのはそういう意味なのだろうか。
いろいろ疑問はあるとはいえ、ここで使ったButton以外にもたくさんのWidgetがそろっているので、いろいろ使い道はありそうだ。
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