Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その23 Arduino IDE を使わずにbinファイルを書き込む

Arduino IDEの使い方を熟知していないので、探し方が悪いのかもしれないが、コンパイル済みのbinファイルを直接書き込む方法がわからない。
そのたびにいちいち時間をかけてコンパイルして、それから書き込むという馬鹿げた手順を踏んでいる。
すでにコンパイルしたものを保存しておき、それを直接書き込めば時間の節約になるのに。
PICのMPLAB X IDEの環境では、もちろんそれが可能で、そもそも、コンパイル済みのHEXファイルはプロジェクト内に保存されていてそれを直接書き込むことも可能だ。

苦肉の策として、「Arduino IDEでコンパイルしたファイルはどこに?」でやったように、binファイルを残しておいて、これをesp8266_flasher.exeで書き込んでみた。
esp8266_flasher.exeについては以前「ESP8266モジュールを試す その2 Firmware Update」に書いた。
esp8266_arduino_bin_write_01
完了すると、問題なく起動して、プログラムどおりに動作した。
書き込みがFailedで終わるのはちょっと気になるけど。
esp8266_arduino_bin_write_02

勝手にフォルダ内にbinファイルを保存してくれればいいのにとは思うが、いまのところ自動では保存してくれないし、そうする方法もわからない。

追記(2016/09/10)
Arduino IDEでコンパイルしたbinファイルの作成については進展があったので、以下を参照のこと。
Arduino IDE 1.6.10 – Export compiled Binary –
スケッチと同じフォルダに書き出す機能がついた。
なお、本家のツールでももちろん書き込める。
ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その12 ファームウェアをアップデートする」参照のこと。
現時点での最新版はV3.3.6だった。
esp8266_download_tool_336
過去の設定を記憶しているので、他にもいろいろ設定してあるように見えるが、チェックの入っている設定だけが有効だ。
なので、赤枠で囲ったところを設定して、[START]をクリックすればいい。

ESP8266関連記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: ESP8266


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.