Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

チャタリングって実際どんななのか。

秋月で買った10円のタクトスイッチで、よくあるリセット回路のチャタリングを見てみた。
散々使ってきた回路だが、チャタリングについて実際に見てみたことは無い。
回路図を示すほどのことも無いが、一応下のようにして、アナログとデジタルの信号を拾ってみた。

拾った信号の変化はこんな感じだ。
10回ほど押下・解放を記録して、チャタリングらしきものが一番出たものを選んだ。
ボタン押下時

押下時には閾値を超えるような変動は無かった。
ボタン解放時

解放時の方が乱れる。
にしても、1msの中に納まる程度の乱れだ。
安いタクトスイッチをブレッドボードに挿しての実験でこの程度をどう解釈するか。
相当安全を見て数msオーダーで対策するとして、5ms間隔と仮定すると、1秒間に200回となる。
指はそんなに高速で動かんがな。
なので、まあ、普通の用途ならチャタリング対策って必要ないかな。
というのが結論だ。

追記
eBayで買った1個6円の面実装用のスイッチでもやってみた。
こちらは、12MHzでサンプリングした範囲ではチャタリングが観測できなかった。

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Posted under: 電子工作その他


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