Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

MBRディスクのWindows7のシステムをGPTディスクに移行する。

やりたかったこと
2TBのMBRディスク上にあるWindows7のシステムを3TBのGPTディスクに移行する。
使ったもの
Macrium Reflect

なかなか煩雑だった。
最終的に以下の説明の通りに行っただけなので、実際の手順についてはリンク先を参照のこと()。
How to Restore an MBR System image to UEFI/GPT
v5: How to fix Windows boot problems

以下、覚書きついでにゴタゴタの記録を書く。

システム・ドライブそのものは100GB程度に納めるようにしているので、HDDの残りの大部分はデータ・ドライブとして使う。
データ・ドライブは1つのパーティションにしたい。
何も考えずに通常の手順でRestoreしてみたらMBRシステムになってしまったようで、HDDの後半の容量が使えなくなってしまった。
あるいは、何をどうやったのか不明だが、残りを1つのパーティションに出来なかった。
HDDの市場的には、もう4Tの時代が到来しているので、おのずとGPTで使うことになるのだと思うが、PC関連のアンテナを畳んでしまっているので今回の騒ぎになった。
ちょっと調べたことをかいつまんで書く。
Windowsのパーティション方式は2種類あり、
 MBR(Master Boot Record):2TBまで認識(以降の領域は使用不可)
 GPT(GUID Partition Table):3TB以上も認識
までは知っていた。
というか、これ、新しいHDDを買って来て最初につないだ時にWindowsがどっちにするか問いかけてくる。
システムとして使う場合には、これに加えて以下の条件が必要で、
 MBR:マザーボードがAHCI(BIOS)
 GPT:マザーボードがUEFIでOSが64bit
これについては良く知らなかった。
ここで行った移行は、実は結構面倒な事だったんだと後で知った。
特に、UEFIに関しては、マザーボードの箱にでかでかと書いてあって目にはついたがまったく意識したことがなく、知識も皆無だった。
結果、上のリンクで説明してある通りにやると、下のように「EFI システム パーティション」というものが先頭にある状態になる。
ここで、ドライブの管理をしているということだろう。

Windows7のシステムの移行は無事完了して正常に稼働中だ。

追記(2018/03/07)
Windows10でも同様に移行できた。
ついでに、リンク先の手順について覚書きする。
How to Restore an MBR System image to UEFI/GPT
1.Macrium ReflectのRescue CDからUEFIモードで起動する。
 PCの起動時にBIOSの設定に入ってBootメニューを探す。
 DVD/BDドライブからUEFI起動が選択できるはず。
2.左下のこのアイコンからコマンド・モードに入る。

 「diskpart」と入力してEnterを押す。
3.「list disk」Enterでディスクの一覧を表示する。
4.例えば「select disk 0」と入力してEnterを押す。
 数字の「0」がディスクを決めるので、対象を間違えないように注意する。
5.「clean」Enter
6.「convert gpt」Enter
7.「create partition efi size=200」Enter
 うちの環境では日本語キーボードとして認識されない。
 「=」は「^」で入力した。

 上が英語、下が日本語キーボード、数字部分をそろえて並べてみた。
8.「format fs=fat32」Enter
9.「create partition msr size=128」Enter
10.「exit」Enterでdiskpartを終了する。
11.あとは通常の手順でシステムをイメージからリストアする。
 リンク先にもあるが、元ドライブをドライブにドラッグする。
 MSRのパーティションンは移さない。
v5: How to fix Windows boot problems
12.最後に、Restore>Fix Windows Boot Problems から指示通りに修正を加えて完了だ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: Windows 7 Pro 64BIT


2 comments

    • 雛苺さん、こんにちは。
      「修理の依頼を受けるか。」という意味ですか?
      もしそうでしたら回答は「いいえ。」です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.