先に完成品の写真を貼る。
ブートローダの書き込みとかに使うICSP用のコネクタだ。
普通はNanoにピンヘッダをハンダ付けし、そこにジャンパー線をつないで配線する。
Nano本体にピンヘッダをハンダ付けすると背が高くなってしまうのを嫌い、Pogo Pinで作成してみた。
Pogo Pinは内蔵のバネできっちりランドに当たるので、ブートローダの書き込み程度の使用なら接触不良も全く無い。
用意するもの。
3×2 Pin Socket x1 — A
Pitch 2.54mm Dupont Line Wire Female Pin Connector Housing Terminals x6 — B
P75-E2 (1.3mm Conical Head) Spring Test Probe Pogo Pin 1.0mm Thimble x6 — C
2mm Heat Shrink Tube x6 — D
Clothes Peg — E
作り方。
1.ピンソケットのピンは抜く。
外側だけをPogo Pinのケースとして使う。
2.穴を1mmに広げる。
3.Pogo Pinにハウジングを圧着する。
4.2.に3.を挿し込んで接着する。
3.で圧着したものを一度抜いて2.に挿し込んでから再びはめ込む。
5.絶縁用に熱収縮チューブをかぶせる。
6.3Dプリンターでパーツを作る。
7.6.に5.をセットして接着し、洗濯ばさみの片方のパーツと差し替えて完成。
https://www.instructables.com/id/ICSP-Connector-for-Arduino-Nano-Without-Soldered-P/
その後、5ピンのものも作った。
今度はピンソケットを使わず3Dプリンターだけで作った。
「5ピン用のスルーホール・コネクタをPogo Pinで作った。」