そもそもジェルネイルの定義が良くわからないのだが、爪に塗る、何らかの方法で固まる塗料のことのようで、紫外線で硬化するものを言うようだ。
ネイルはそのまま爪だからいいとして、ジェルってゲルのことだろ?
ゲルっていうのはゾルが…。
というような忘れかけた化学の知識を呼び起こす必要はこの際なさそう。
刷毛の太さは3mmくらいで、思ったより太めだった。
今までも基板上のちょっとしたマーキングやコネクターの極性の区別用にマニュキュアは使っている。
さらにそれ以前はペイント系のペンを使ったこともあったが、しばらく置くと固まるし、下手すると液ダレするしで使い勝手が良くないのでやめてしまった。
マニキュアは刷毛で塗るので、少なくとも液ダレは防ぐことが可能だ。
例えばQIコネクタは全部黒で区別がつかないので、プラス側には赤いマニュキュア塗ってみたり。
UVで硬化するなら、塗布後の硬化時間がある程度決まり、かつ短縮されて便利だと思うので試しに使ってみることにした。
適当に塗って、AliExpressで買ったUV LEDライトを30秒照射してみたらちゃんと硬化していた。
ネイル系のサイトで必ず言及しているのが発色や光沢の具合がよろしいという点なのだが、確かに溶剤系のマニキュアより良い。
あとは、しばらく置いといてもビンの中で硬化してしまったりすることが無ければ合格だが、これは時間が経たないとわからない。
ちなみに、「LEDライト対応」「【硬化時間の目安】LED 約1分/UV 約2分」と書いてある。
UV LEDとかUVランプとかのことを単にLEDとかUVとか書いてるんだと思うが、もしかしたら可視光線でも硬化するって意味なのかもしれない。
紫外線成分の一切出ないLEDの方が多いのにな、とかいう文句はネイル業界の人にはきっと通じないんだろう。
いくつかそれ系のサイトをのぞいてみたが、両者の区別はおろか、電磁波の波長による区分とか何それおいしいの状態なサイトがほとんどだった。
UVランプ
UV LED
まあでも、おかげでUV硬化性塗料やらUVレジンやらが手軽に100均で手に入るようになったわけで、その点は感謝している。
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