某掲示板でArduinoと16chのアナログ・マルチプレクサについて質問しているひとがいた。
16chではなかったが、確か昔アナログ・マルチプレクサは買った気がする。
部品箱の肥やしになっているはずだ。
こんなきっかけでもなければずっとそのままかもしれないので、ちょっと引っ張り出してきた。
CD74HC4052Eという4チャンネル×2系統のものだった。
働きが特殊なのは以下のピンだ。
VEEというのは-7Vまで対応しているようだが、まあ、GNDにつなげばいいのだろう。
EもGNDでEnabledになる。
何をもくろんで4052を買ったのか忘れたが、今思うと8チャンネル×1系統の4051は買ってないのね、と思う。
ちなみに4053は2チャンネル×3系統で、型番の最後の数字が系統数のようだ。
参考にさせていただいたのはここだが、扱っているのは74HC4067という16チャンネルのアナログ・マルチプレクサのモジュールだ。
ほとんど使い方は一緒なうえに、元のサイトのスケッチも4チャンネルしか値を読み取っていないサンプルなので、スケッチは何も変更せずそのまま動いた。
交互に5VかGNDかに接続してみた場合の出力を下に示す。
さらに、単純に抵抗で分圧してその区間を測っているのが下の写真。
結果を下に示す。
今となっては使い道も浮かばないが、まあ、30~60円のICを1つ追加することでADC入力チャンネルの増設が可能ということだ。
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