3年ほど使い続けたKalita コーヒーミル KH-3を掃除しようと思い立った。
購入直後の記事がある。
「Kalita コーヒーミル KH-3 挽き具合の調整」
完全に分解して臼と木枠の間のコーヒーの粉などを取り除いて組み立てようとしたらこんなパーツが出てきた。
その下側と上側を撮影したものがこれ。
購入時の写真を見るとここについていたパーツだ。
挽き具合を調整するネジのさらに下にあるパーツなので、今まで一度も外したことはなく、元の形状は写真にも残っていなかった。
内側にネジが切ってあるが、中心の棒のネジ山とは合わず、完全に空回りするサイズだ。
今では完全に摩耗して、ただそこにあって高さを稼いでいるだけの状態になっている。
ちょっと計算してみたら25万回転くらいはしているはずなので、石をも穿つってやつだな。
本体と縦の棒を支える逆V字の脚と棒の間でその固定の役を持っていそうなものだが、逆V字脚と棒の間はぐらぐらしている。
件のパーツが摩耗して棒や逆V字脚との間に隙間ができてしまっているからだ。
3Dプリンターでこんなものを作ってかわりにはめた。
とりあえず棒のぐらつきは無くすことが出来た。
ただ、摩耗することは明らかなので、そこにプラスチックの物ってのはちょっといかんかもしれない。
あとで、サイズの合いそうなワッシャーを探してきて何枚か重ねる予定だ。
追記(2020/05/15 15:48)
今、またぐらつくようになって来たなあ、と思いながら分解したら、上で作ったパーツが2つに分かれて落ちた。
作り直した。
それはいいのだが、不明なパーツが1つ。
どこにあったか不明だが、3Dプリンターで作ったパーツの上に載せてあったとしか考えられないのでその通りにしておいた。
それはともかく、この記事を最初に書いたのが2019年の4月なので、パーツは1年くらいは持つんだろうということはわかった。