Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

ステッピング・モーター SPG20-1362 のコネクタのコンタクトを付け替えた。

秋月で買ったSPG20-1362というステッピング・モータのコネクタはモーター側が1.5mmピッチだ。
配線の仕方が悪かったせいでコネクタのコンタクト部分に負荷がかかったらしく断線した。

上の写真は、目視で赤が切れていることに気づき、コネクタを外したら黒も切れた状態だ。
交換のためにはハウジングからコンタクトを抜かないといけない。
手作業で抜けるかなと白を試しに抜いてみたところ。
コンタクトは、下の写真に示したストッパー部分を何か細いもので押し込んでしまえば外せる。
あるいはすぐ下のハウジングのプラスチックの爪を少しめくり上げることでもコンタクトを取り外せる。
ここでは外したコンタクトは捨て、ハウジングはそのまま使うので、どちらの方法を取ったらいいかは明らかだ。

下の図の赤で囲った部分がストッパーの爪の部分だ。

下は全部のコンタクトを外し終えたところの写真だが、白以外はほぼ断線状態だったらしく作業中に切れた。

新しいコンタクトはAliExpressで購入済み
VESSEL No.3500E-2で被覆をむき、PA-20でカシメたが、コンタクトが小さいので導線部と被覆部を別々にカシメることができない。
本当は、導線だけカシメた後で軽く引っ張ってみてちゃんとカシメられたか確認するのだが、それが出来ず目視のみの確認となる。

あと、そのまま(左)では幅が広すぎてハウジングに入らないので、もうひと手間、右のように細くつぶす必要がある。
出来上がり。

買っても秋月で50円(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05719/)とかなわけだが、送料もかかる。
AliExpressで未圧着のコンタクトを買って自分で圧着すると、手間賃は別だが材料費は10円かからない。
万が一また切れても、待ち時間なしで10円で直せる。
この、1.5mmピッチまでのコネクタなら自分で直せるという安心感を取るか、そんないい加減なことしてないで出来合いで済ませた方が安全だし楽だ、と思うかは個人の価値観の問題だろう。

ちなみに、私はPA-20持ってるんで買い直す気はないけど、細かいコンタクトをカシメるならPA-09の方がおすすめだと思う。

追記(2020/05/27)
その後、コネクタ部分に負荷がかからないように工夫もしたので、現在までのところ断線のトラブル無く以前と同様に使えている。

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Posted under: 電子工作その他


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