AliExpressで18650を10本購入、1本あたり送料込み300円、について書く。
商品代金$21.72、送料$6.84の合計$28.56は107円換算で3056円だ。
18650はだいぶ前にダイソーの324円モバイルバッテリーから取り出したのを使っている。
バッテリーだけ欲しいなら今回AliExpressで買ったものの方が安いことになる。
ただ、ほんとに届くんかい、まともなものが来るんかい、という不安はある。
それに、品質はどうだ、火は吹かないか、という「何があっても自己責任」としか言えない側面もある。
買ったのはこれだ。
9月30日に注文で昨日SAGAWA急便で届いたので27日かかった。
香港経由のようだが、出荷から香港までの足取りは気にしても仕方ないので調べてない。
日本到着が21日、通関許可が22日、SAGAWAに渡ったのが25日、到着が27日だ。
上がSAGAWAの送り状、下が届いたもの。
珍しく中身がありそうなものが届いたねと受け取った家人に言われた。
届くもののほとんどがペラペラの封筒だから。
上が封筒の中身、下がプチプチを開いたところ。
1本ずつ箱に入ってるし、見た目は何も問題なさそうだ。
ホントにMADE IN JAPANかどうかは神のみぞ知る。
充電して放電テストしてみるのだが、電池ボックスが無いのでその作成から始めたという手際の悪さ。
「18650用の電池ケース作成」
1つだけ済んだので結果を載せる。
A~JとしたうちのA。
5Ωで放電して3337mAhは期待以上の成績だ。
3400mAhをうたっていてもどうせ7割がた(2400mAh程度)あれば御の字と思っていたので、98%の容量ならまあ合格だ。
700~800mAで放電するのでざっと4時間かかる。
別の個体もテストしたら載せる。
とりあえず補充電の方を優先している。
ちなみに使った放電器はこれだ。
ついでに、ダイソーのモバイルバッテリーから取り出した6本(7本あったが過放電で1本廃棄)の18650の放電テストの結果は以下の通り。
1Ahと2Ahに赤線を引いたが、値のばらつきも大きい。
なお、ダイソーの18650には2000mAhの印字がある。
まだ1本測定しただけだが、300円のAliExpress品が3Ah超えなので、いまのところ勝負になってない。
ただ、私のところに届いたのと同じ程度のものがあなたのところにも届くとは限らない。
購入・使用は自己責任でどうぞ。
追記
放電テスト2本目(B)
放電テスト3本目(C)
放電抵抗をこれに変更して放電電流を約1Aに設定した。
(D)
(E)
(F)
(G)
(H)
(I)
(J)
追記
書くのを忘れていたが、3400mAhに満たないものに関してはDisputeしてRefundしてもらっている。
セラーはゴネたが手をかける方が面倒なのでそのまま放置してAliExpressの裁定に任せた。
具体的には、送料込みの総額$28.56×4÷10としてDescriptionと異なるものの分$11.42を返金要求し、その分が返金された。
返品は1本もしていないので、実質、送料込み1本あたり188円程度になった。
Buyer requested a refund
Dispute Reason:Capacity not as described
Proposal:Refund US $ 11.42
Comments:4 of 10 are less than 3400mAh as seller described.
Evidence:
Seller made a new proposal
Proposal:Refund US $ 0.00
Comments:all our products were being check on in good condition before ship to the logistic.
AliExpress stepped in to help
AliExpress proposed a new solution
Proposal:Refund US $ 11.42
AliExpress’ Judgment
Proposal:Refund US $ 11.42
AliExpress Processing the Proposal
Proposal:Refund US $ 11.42
Evidenceとしてはここに貼った写真をまとめたものをアップした。
Dispute立ち上げから裁定まで8日かかったが、最初の一文と写真を除けば2回ほどクリックしただけだ。
「放電電流が高過ぎなんじゃね?」とか「ちゃんと終端電圧になるまで測定した?」とか、逆の立場だったらツッコミどころもあったと思うのだが、セラーからは何もなかった。
裁定の3日後に返金された。