今まで、ほとんど0.4mmを使っていて、時々細かな物のときに0.2mmを使ったことがあるという程度だった。
今回、逆に太いのも使ってみようということで0.8mmのノズルを使ってみた。
Pre Heatしてからフィラメントを引き抜く。
冷却ダクトとそのファンを外す。
Heat Blockをプライヤーで挟んで押さえる
ソケットレンチでノズルを回して外す。
0.8mmのノズルをねじ込む。
ダクトやファンを取り付ける。
テスト出力して高さの微調整をする。
積層を見ると確かに倍くらいの層の厚みになっている。
一番のメリットは出力時間が短縮できることだ。
90g程度の物を出力、フィラメントが0.2mm重なるような設定にし、Infillは50%とすると両者で6時間の差が出る。
デメリットは非常に反ること。
同じつもりでBuild Plate Adhesionの設定をSkirtにしたら反ってしまって途中で中止した。
ガラス板にケープを吹いて使うようになってから、これだけ盛大に反ったのは初めてだ。
太さが倍なので冷却時の収縮も大きいということだろう。
仕方なく3mm幅のBrimを付けたら反りも無く出力できた。
ノズルの交換の手間、Brimの除去の手間がかかるが6時間差なら完全に0.8mmのノズルを使った方が早い。
サイズの大きなものを出力するなら太いノズルの方がよほど効率的だという結論。
もっと早く試せばよかった。
追記(2021/07/04)
今日、前回より厚みのあるものをプリントしたらInfillがスカスカになった。
はっきりとした根拠は無いがフィラメントの供給が間に合ってないんじゃないのかと思ったのでPrint Speedを35mm/sに下げてみた。
同時にInfill PatternをLinesからTrianglesに変更した。
以上の変更で全く問題なくきれいにInfillが作成された。
追記(2021/10/25)
0.8mmで出力する際の今の設定を覚書きしておく。
上には反ったのでBrimにしたと書いてあるが、現状ではSkirtでも別に反らずに出力できている。
上の時に詳細を記録してないので細かな違いはわからない。