分割して作ったパーツは、
ねじ留めする。
爪のようなものではめ込む。
接着する。
などの方法で組み立てる。
設計やモデリングの手間を考えると接着が一番楽だ。
下のようなプラスチック用の瞬間接着剤をよく使っていた。
が、さっき使おうと思って見たらカチカチに硬化してしまっていた。
久しぶりに使おうとしたら硬化してしまっていた、というのは瞬間接着剤のあるある。
400円もしないものだが、そう考えると非常にコスパが悪い気がする。
これなんか、まだ数回使っただけだ、しかも数滴ずつ。
そこで、ダイソーのジェルネイルが接着剤として使えないか試してみた。
元は割れた爪の補強用に買ってきたものだ。
ジェルネイルの利点は、
紫外線が当たらなければ硬化しない。
保存期間は長そう。
作業時にもたついても大丈夫。
他のレジンと違って粘性が高めで液だれしにくい。
容器のキャップに刷毛がついてて塗りやすい。
などがある。
逆にデメリットは紫外線の照射が必要なことだが、これもダイソーで300円で売ってる。
こんなもので試してみる。
ダイソーで買ったジェルネイルのTop Coat。
ダイソーのResin light。
硬化中。
強度はどうか、試しに引き剥がしてみた。
下の写真のように、接着面より先に積層面がはがれる。
剥がれた部分も接着面も1mm幅なので、この幅ならPLAの積層の強度より接着面の強度の方が大きいということだ。
特に強度が必要なものでなければ十分実用になると思う。
何より、モデリングの手間と接着時の手間が格段に軽減できる。
PLA製の3Dプリンター出力物をダイソーのジェルネイルで接着してみた。
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