Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

ステッピングモーターであそぶ

昔ポケコンでステッピング・モーターを駆動させて遊んだことがあり、先日、秋月のサイトを見ていたらお手ごろな値段とサイズのステッピング・モーターが載ってたので、一番安いSPG20-1362(現在は取り扱いが無く、一番安いのはギア比の違うSPG20-1308となっている。)を懐かしさも手伝って衝動買いした。
ついでに、よく確認もせずこれもまた一番安い駆動用のIC(TA7774PG)を衝動買いした(現在はTA7774PGは取り扱いが無いが、かわりにTB6674PGTA7774F/FGがある。)。

後でよくよく見たら、ステッピングモーターはユニポーラ、駆動ICはバイポーラ形と書いてある。
しまったなあと思ったが、とにかくユニポーラとかバイポーラとかを確認してみると、こんな感じらしい。
biuni
てことは、各コイルの真ん中の線を無視すりゃあバイポーラ形のICで駆動できるんじゃないかと判定した。

これがSPG20-1362のデータ・シートの端子の図だが、以上のような非常に説得力のある考察によって、コネクタから出ている配線のうちの真ん中の2本は使わないことになった。
spg20-1362-1
さらにこれが駆動用ICのPINアサイン表だが、書いてある内容を十分吟味した結果、赤いのをモータと接続、青いのをPICの出力に接続という結論に至った。
ta7774-pin
で、PIC16F84Aで回路を組んで、以前作ったLEDチカチカ用のプログラムをチャチャッと改造したやつを書き込んで動かしてみたら、なんと一発で動いてしまった。

何だかあっけなかったな。
逆回転もさせてめいっぱい速く回転させるとこんな感じになる。

駆動電圧を 1.2 × 8 = 9.6V にしてある。
これ以上の電圧が用意できなかったのもあるが、ドライバICは17Vまで対応とすぐわかるのにモーターの方の電圧設定がよくわからないというのもある。
まあ、固定しておかないと動き回っちゃうくらい十分な速さなんだが。

パーツの確認
バイポーラ ステッピングモータードライバー TA7774PG
ステッピングモータ SPG20-1362
LED × 2 無くてもいい
抵抗 10kΩ
抵抗 150Ω × 2 無くてもいい
PIC16F84A 2ポート分の出力があれば何でもいい
セラロック 4MHz

リンク切れ訂正(2015/05/04)
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Posted under: PIC Hardware, PIC16F84A


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